今年の日本は、かつてないほど冷たく静かな4月を過ごした=中国メディア 

今年の日本は、かつてないほど冷たく静かな4月を過ごした=中国メディア 

中国メディアは、「満開の桜を見る人は誰もいない、ウイルス禍のなかで日本は最も冷淡な4月を迎えた」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 政府から新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が出され、緊迫した空気に包まれた4月が間もなく終わろうとしている。今年の4月は、これまでのなかで最も冷ややかで、最も静寂に包まれた4月となったことは間違いないだろう。

 中国メディア・東方網は27日、「満開の桜を見る人は誰もいない、ウイルス禍のなかで日本は最も冷淡な4月を迎えた」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の文化を象徴する桜は日本のどの街にも数多く植えられており、春になると各地で一面ピンク色の景色を見ることができ、日本国内のみならず世界各地から多くの観光客がやってくると紹介。広範囲に、かつ密集した木々に咲き乱れる桜の花びらは実に壮観だとした。

 そして、日本人にとって桜の花見は毎年の春の楽しみであり、この季節になると家族や友達と一緒に桜の名所に出かけ、満開の木の下で集まって飲み食いをし、大いに盛り上がると説明。南北に長い日本では桜が満開になるタイミングが各地で異なり、2月末の沖縄から始まり、5月下旬の北海道まで「桜前線」が北上していくことを紹介した。

 そのうえで、今年は新型コロナウイルスの影響により、外国からの入国が制限されるだけでなく、現地住民も感染防止の観点から花見の活動が自粛され、すでに多くの地域では桜の花がほとんど人に見られることなく散ってしまったとしている。

 春分の日の3連休、感染増加が緩やかだったことへの気の緩みから多くの人が例年より早く咲いた桜の花見に出かけた。その結果3月末より感染者が急増し、不要不急の外出自粛が求められるようになり、花見に行くこと自体が憚られるようになってしまった。青森県弘前市ではこのほど、見ごろを迎えた弘前公園の桜の写真をSNSで公開しないよう市長が呼びかける事態となり、議論を呼んだ。

 記事は「来年の春になったら、私たちもまた日本の桜を見に行こう」と結んでいる。来年の今ごろには普段の生活が戻り、「いつもの4月」を過ごすことができるようになっていることを願うばかりだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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