日本の「生卵の父」の助けを借り、中国初の生食用鶏卵規格が誕生=中国メディア 

日本の「生卵の父」の助けを借り、中国初の生食用鶏卵規格が誕生=中国メディア 

中国でも生卵のおいしさに感銘を覚えるとともに商機を見出し、生卵を普及させようとしている人たちがいる。(イメージ写真提供:123RF)

 日本人にとって卵を生で食べることは日常的な行為であり、抵抗を覚える人は少ない。しかし中国では卵は「加熱して殺菌しなければ食べられない」ものであり、しばしば日本の「卵かけご飯」がネット上で驚きを持って紹介されてきた。しかし、そんな中国でも生卵のおいしさに感銘を覚えるとともに商機を見出し、生卵を普及させようとしている人たちがいる。

 中国メディア・東方網は8日、中国の食品会社が「日本の生卵の父」とともに自国初の生食用鶏卵の企業規格を制定したことを報じた。

 記事は、中国の食品会社・黄天鵞が8日に上海で生食用鶏卵規格発表会を開催し、同社の創始者である馮斌氏とともに、日本養鶏産業研究会会長の加藤宏光氏らが中国初となる生食用鶏卵の企業規格誕生に立ち会ったと紹介した。

 そして、加藤氏について「日本政府からの委託を受けて、日本の生食用鶏卵規格体系を作って38年、日本の鶏卵は全面的に生食基準に達するようになった」と紹介するとともに、中国の専門家が「日本の生食用鶏卵規格基準は世界の先端レベルである」と評したことを伝えている。

 そのうえで、馮氏が「鶏卵という初歩的な農作物から、高品質の製品を生み出そう」という目標のもと、3度にわたり日本に赴いて加藤氏に協力を依頼、同社の首席科学者として招へいしたうえで1年近い歳月をかけて日中共同で中国初の規格を完成させたと説明。規格を満たすことで「サルモネラ菌がなく、生臭さもなく、なおかつ栄養が豊富でおいしい生食用鶏卵になる」とした。

 記事はさらに、日中両国の鶏卵製品専門家からなる「生食用鶏卵研究院」も創設されたと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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