日本で高級車を見かけないのはなぜ? 「現実的で堅実な考え方だからだ」=中国報道

日本で高級車を見かけないのはなぜ? 「現実的で堅実な考え方だからだ」=中国報道

中国メディアは、「日本人の平均月収は中国人より多いというのに、中国と比べ日本で高級車を余り見かけないのはなぜか」と論ずる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では自動車について「所有者の経済力や社会的ステータスを示すもの」として見る人は多く、女性のなかには結婚を考える相手がどんな車を所有しているかを1つの判断要素とする人もいるほどだ。中国メディアの網易は8日、「日本人の平均月収は中国人より多いというのに、中国と比べ日本で高級車を余り見かけないのはなぜか」と論ずる記事を掲載した。

 記事は、日本と言えば中国よりも早く自動車産業が発展した自動車大国であり、燃費性能と信頼性が高い日本車は世界中で愛されていると指摘。日本では国産の高級車が多く販売され、日本人の平均収入からしても高級車を所有することは決して難しくないはずなのに、「日本の街中で高級車を見かけることは非常に少ない」ことは中国人にとっては意外なことだと論じた。

 逆に、「日本でよく目にする自動車はワンボックスカーや小さな貨物車のような軽自動車ばかりだ」と驚きを示した。続けて、日本で高級車よりも軽自動車やワンボックスカーが目につく理由は、「日本人の現実的で堅実な考え方」が関係していると分析。つまり日本人はお金が無いからではなく、「環境への影響、また燃費など購入後のランニングコストについて考え、無理なローンを組んでまで手の届かない車に乗ろうとはしないからだ」と主張した。

 また、日本では公共交通機関が発達している場所も多いため、車を所有する必要性を感じない人も多いとし、そもそも中国と違って「日本では高級車を所有していないからと言って、周囲から見下されることはないのだ」と指摘した。

 中国では高級車の売れ行きが回復基調だが、その背後には中国人の「メンツ重視」の考え方があり、日本のような「成熟した消費概念や環境への配慮」は今後、中国経済が発展していくうえで徐々に学んでいくべき道だと訴えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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