資源も人材も少ないはずの日本に「なぜ世界トップレベルの自動車企業がたくさんあるのか」=中国

資源も人材も少ないはずの日本に「なぜ世界トップレベルの自動車企業がたくさんあるのか」=中国

中国メディアは、「日本は資源も人材も、その絶対量は中国ほど多くはないのに、なぜ世界トップレベルの自動車企業がたくさんあるのか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 世界の自動車市場で日系車の評価は非常に高い。2019年の新車販売台数は、フォルクスワーゲンが首位だったが、2位はトヨタグループ、3位は日産連合だった。なぜ日本は自動車産業が強いのだろうか。中国メディアの百家号はこのほど、「日本は資源も人材も、その絶対量は中国ほど多くはないのに、なぜ世界トップレベルの自動車企業がたくさんあるのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国でも日系車の人気が高いと紹介。優れた耐久性と燃費の良さが高く評価されているのだという。中国にも自動車メーカーは数多くあるが、世界的に人気のあるメーカーは今のところないといえるだろう。なぜ中国は日本のような優秀なメーカーが出てこないのだろうか。

 記事は、日本の自動車産業の成功の要因は「日本人の性格」と「日本の環境」にあると分析。日本人には1つのことにこだわり、「作るなら最高の物を作ろうとする精神性がある」ためという。そのため、昔はパクリと言われた時代もある日本の自動車だが、それぞれの企業が独自の技術を掌握したとその企業努力を称賛した。

 また、日本は資源が限られているため、資源を無駄にしないように燃費が良くて寿命の長い車を開発してきたのだと分析。これは、自動車に限らず家電もそうだと指摘している。さらに人口14億人を擁する中国に比べれば、日本は圧倒的に人口が少ないが、それも人材育成に力を注ぐことで将来性のある企業に成長したと指摘し、中国との違いを指摘している。

 こうして見ると中国は、日本よりも条件に恵まれている点が多いと言えるだろう。しかし、人材育成を行い、基幹技術を掌握しなければいつまでたっても日本企業に肩を並べられるような世界的な自動車メーカーは出てこないだろう。やはり中国の自動車メーカーは日本から学ぶべきことが多そうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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