日本を教師とせよ! 日本の製造業こそ「目標であり、目指すべき姿」=中国

日本を教師とせよ! 日本の製造業こそ「目標であり、目指すべき姿」=中国

中国メディアは、「日本の製造業から何を学べるか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 ローエンド製造業からなかなか抜け出せない中国にとって、ハイエンド製造業を中心に「製造強国」となった日本は「目標であり、目指すべき姿」なのだという。中国メディアの新浪は11日、「日本の製造業から何を学べるか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の製造業がいかにハイレベルかを紹介。日本の製造業は安定しており、2008年の金融危機以後も高い競争力を維持し続けており、特に先進的な分野が強いと称賛している。

 日本の製造業の成功について、記事はいくつかの理由を分析している。その1つが「質は企業の生命線」という高い意識のもと、質の高さにこだわり基幹技術とイノベーションを重視してきたことだという。さらにグローバルな経営管理能力、川上産業と川下産業を共同で発展させた産業チェーンを構築していること、そして政府も中小企業が海外で発展するうえでのリスクを軽減するための努力をしていると分析、称賛した。

 では、中国は日本から何を学べるのだろうか。記事は、中国の製造業が一定の成長を遂げながらも製造強国の日本と比べると「まだ、かなりの差がある」と指摘し、日本からは技術面・コスト面・産業チェーンなどで学べるとした。

 まず技術面について、大企業は開発能力を高めて自主ブランドを立ち上げるべきだと強調。技術はあっても資金のない小さな企業は大企業と組めるように促すことを提案した。次いで製品の質に関しては、日本に倣って「質を重視する環境を作る」ことから始めるように勧めた。知的財産権を重視することや、優秀な人材を確保するため政府も製造業従事者の税優遇制度を前向きに検討するなどの具体的な方策が必要になると提言している。最後に、不当な競争がないように秩序を保てるように目を光らせることも必要だと付け加えている。

 日本の製造業から学ぼうというその心構えは素晴らしいことだが、実際に日本のような製造強国になるまでにはまだまだ道のりは遠く、多くの改善点が必要だといえるだろう。やはり現状では、日本と中国の製造業との間にはかなりの差が開いているといわざるを得ない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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