交通事故が減少し続ける日本、中国ネット「ああ、我々にはとても真似できない」=中国報道

交通事故が減少し続ける日本、中国ネット「ああ、我々にはとても真似できない」=中国報道

中国メディアは、なぜ日本では交通事故が少ないのかについて分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本では交通事故の死亡者数が減少傾向にある。1970年には最も多い1万6765人だったが、2019年は3215人と、統計開始以来最少となった。中国メディアの百家号は12日、なぜ日本では交通事故が少ないのかについて分析する記事を掲載した。

 記事によると、中国では「交通事故が増えている」という。自動車の台数が増えているのだから当然だという意見もあるようだが、日本は自動車の保有台数が多いわりには交通事故が減少傾向にあると紹介し、その理由として4つの点が考えられるとしている。

 1つ目は「罰則が厳しい」ため。信号無視や、むやみにクラクションを鳴らすなど、中国では頻繁にみられるルール違反も厳しく取り締まるとした。もちろん、酒気帯び、危険運転などに対しても厳しいと伝えている。

 2つ目は「強制保険」の制度だ。自賠責保険に入っていないと公道を走れないと記事は紹介。保険に対する意識が低い中国と比べると、強制保険という制度は意識が高いと感じるのかもしれない。

 3つ目として、日本には「矢印式信号機」があると紹介。交通事故の抑制や渋滞を緩和させるため日本では多く設置されている。最後は「歩行者や自転車も交通違反すると罰則が科せられること」。自転車は軽車両と位置付けられているため、日本では車道通行が原則となっている。また、自転車も酒酔い運転、2人乗り運転、夜間の無灯火運転などに罰則があり、確かに日本は自転車に対しても厳しいと言えるだろう。歩行者に対しては、刑事罰の対象になることはあまりないようだが、法令違反に対しては取り締まりの対象になっている。

 記事の中国人筆者は、日本で交通事故が年々減少している理由は決して複雑なものではなく、上記のようにシンプルな対応を積み重ねた結果であるとしているが、中国のネット上では「とても真似できない」といった声があがっていることも紹介している。確かに中国の路上では今でもドライバーの気分で鳴らさられるクラクションがけたたましく、歩行者たちもルールなど関係ないと言わんばかりに信号のない場所でも平気で道路を横断していく。こうした状況にある中国で交通事故が減らないのはある意味で当たり前と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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