あぁ、中国高速鉄道も「新幹線のように気軽に利用できれば良かったのに」=中国報道

あぁ、中国高速鉄道も「新幹線のように気軽に利用できれば良かったのに」=中国報道

1週間に2回から4回ほど高速鉄道を利用しているという上海在住の中国人ネットユーザーは、ネットコミュニティで中国高速鉄道は「利用するのが不便すぎる」と不満を吐露している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国高速鉄道の総延長距離は世界最長であり、高速鉄道網の拡大とともに多くの都市を快適に行き来することができるようになった。しかし、利便性という観点から見て、中国高速鉄道に「不満」を抱く中国人は少なくないようだ。

 中国のQ&Aサイトの知乎にこのほど、「中国高速鉄道はなぜ新幹線のように気軽に利用することができないのか」と疑問を投げかけるスレッドが立ち、多くの中国人ネットユーザーたちが議論を交わしている。

 日本人にとって新幹線は極めて利便性の高い移動手段と言える。駅に到着して乗車券を購入しても利用できるうえ、乗車券は実名制ではない。また、日本の駅は主要な路線が相互に乗り入れているため、新幹線を利用する際の移動が極めて楽だ。一方、中国高速鉄道は乗車券は実名制であり、乗り遅れた場合は煩雑な手続きをしなければ払い戻しや振り替えは不可能だ。また、高速鉄道の駅は都市の郊外に存在することが多く、移動も不便であるうえに、乗車前には必ず手荷物検査が行われる。

 1週間に2回から4回ほど高速鉄道を利用しているという上海在住の中国人ネットユーザーは、ネットコミュニティの知乎で中国高速鉄道は「利用するのが不便すぎる」と不満を吐露している。その不満の内容とは「郊外の駅まで車で30分から1時間もかけて移動し、遅刻してしまわないかハラハラしながら行動しなければならない」というもので、それは乗り遅れた場合の手続きの煩雑さやが理由だとしている。

 また、このユーザーは過去に日本を訪れたことがあって、新幹線を利用したことがあるようで、「新幹線は自由席さえ購入しておけば、乗り遅れというものが存在せず、発車間隔が短いため、いつだって自由なタイミングで乗車できる」と紹介。中国高速鉄道も新幹線を見習い、「当日券のような乗車券を導入したら良いのに」と主張した。

 このユーザーの主張に対し、他の中国人たちから多くのコメントが寄せられている。そのうちのいくつかを紹介すると「中国高速鉄道は当初から気軽に利用できることを想定して作られていない。地上を走る旅客機のようなポジションだったため、自由席という概念は当初から存在しなかった」、「中国高速鉄道の輸送能力に余裕がなく、常に逼迫している状況では自由席を導入したり、日本のように好きなタイミングで駅に到着して、好きなタイミングで乗車するなんてことはできないだろう」といった声が見られた。

 また、「中国の鉄道は乗り換えがどこでも不便だし、簡単に言えば運営能力が日本より圧倒的に劣っているのが最大の原因」、「中国高速鉄道の技術や管理規則などは日本から学んだ部分もあるのだから、もっと日本に学ぶべき」だという意見もあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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