不利な環境の日本が「経済発展という奇跡」を起こせたのはなぜなのか=中国報道

不利な環境の日本が「経済発展という奇跡」を起こせたのはなぜなのか=中国報道

中国メディアは、「国土も狭く、人口も少ない日本が世界有数の経済大国に成長した歩みはまさに奇跡」であるとし、それが可能だった理由について考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 世界第2位の経済大国となった中国は、人口の多さや国土の広さ、天然資源の豊富さなど、経済発展に有利な条件を数多く備えているのは事実だ。日本は中国に比べて条件は整っていないと言えるが、中国メディアの百家号はこのほど、「国土も狭く、人口も少ない日本が世界有数の経済大国に成長した歩みはまさに奇跡」であるとし、それが可能だった理由について考察する記事を掲載した。

 記事は、中国と比較すると「日本は国土が圧倒的に狭く、産出する天然資源も限定的なうえに災害も多発するなど不利な要素が多い国」だと指摘する一方、それでも国内総生産(GDP)で世界第3位の経済大国となったことは「日本が自ら創造した奇跡」であると主張した。

 続けて、日本が経済成長において奇跡を創造できたのは「日本に安定した政治環境があった」ことなども要因の1つとして挙げられるとしつつ、特に重要だったのは「教育の重要性を認識していたこと」であると強調。

 科学技術の発展に「人材」は必要不可欠であり、教育を通じた人材育成が日本経済の発展の基礎となったと主張し、日本人の教育水準の高さは日本人を見るだけではなかなか分からないものの、「礼儀正しさをはじめとする高い民度」という点から教育水準の高さを垣間見ることができると強調、こうして人材育成に力を注いだことが日本の成長につながった要因だと論じた。

 記事は、日本は1980年代から90年代にかけて「あまりに強大になりすぎた」ことで、ハイテク摩擦や貿易摩擦が激化した米国によって押えつけられてしまったと主張する一方、日本が不利な環境にありながらも中国に抜かれるまで40年以上にわたって世界第2位の経済大国の座を維持してきた実力は本物であり、その潜在能力は決して過小評価することはできないと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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