日本が「海底からの資源採掘」に成功したぞ! しかも貴重な「コバルトやニッケルだ」=中国

日本が「海底からの資源採掘」に成功したぞ! しかも貴重な「コバルトやニッケルだ」=中国

中国メディアは、「日本が一足先に採掘試験に成功した」と報じた。(イメージ写真提供:123RF)

 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は21日、南鳥島南方における日本の排他的経済水域(EEZ)内において、「世界で初めてコバルトリッチクラストの掘削試験に成功した」と発表した。

 JOGMECによれば、採掘試験に成功したクラストには「電池材料として不可欠なコバルト、ニッケルが含まれており、試験海域に相当量の資源ポテンシャルが見込まれることから、貴重な国産資源となることが期待されている」という。

 中国でも日本の近海に貴重な資源が大量に存在していることは広く知られていたが、深海に存在する資源であるため「簡単には採掘できない」という認識が広がっていた。それゆえJOGMECが今回、採掘試験に成功したことは中国でも注目が寄せられている。中国メディアの騰訊は22日、「日本が一足先に採掘試験に成功した」と報じた。

 記事は、南鳥島南方の海域に大量の資源が存在していることは周知の事実であり、中国は「太平洋の北西エリア」における海底資源の採掘権を獲得していることを紹介。また日本も採掘権を持っていることから、1日も早い海底資源の採掘成功に向けて日中は努力を重ねていたと指摘した。

 続けて、JOGMECは今回の採掘試験でリチウムイオン電池に欠かせないコバルトやニッケルの採掘に成功したとし、中国はコバルトの消費大国でありながらも中国国内におけるコバルト埋蔵量は決して多くはないのが現状だと指摘。それゆえ中国は世界最大のコバルト埋蔵量を誇るコンゴにおいて、コバルト鉱山の権益を買収するなどの動きを加速させてきたが、日本の採掘試験の成功を受け、「中国も海底からの採掘成功に向けて難題を克服し、ブレークスルーを実現しなければならない」と伝え、資源獲得競争への意欲を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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