そういうことだったのか! 日本で「笑った口元」をプリントしたマスクが登場した理由=中国

そういうことだったのか! 日本で「笑った口元」をプリントしたマスクが登場した理由=中国

中国メディアは、日本で登場した「スマイルマスク」を紹介したうえで、「なぜ日本の接客サービスでは笑顔が要求されるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

 日本の「サービス」の質は中国でも高く評価されているが、そのサービスに欠かせないのが「笑顔」だと言えるだろう。新型コロナウイルスの感染拡大によって日常的にマスクを着用することになり、「笑顔が伝わりにくい」という事情を背景に、日本では「笑った口元」をプリントしたマスクも登場している。

 中国メディアの百家号は26日、日本で登場した「スマイルマスク」を紹介したうえで、「なぜ日本の接客サービスでは笑顔が要求されるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、接客サービスにあたる店員はマスクを着用するのが一般的となっているが、記事は「口元が隠れることにより顧客に冷淡というイメージを与えてしまっている」と紹介し、そのネガティブなイメージを払拭するために登場したのが「笑った口元」をプリントしたマスクだと説明した。このマスクはネット上などでも注目を集め、「不自然」、「怖い」と感じた日本人がいた一方で、多くの人から好評を得たのも事実だと論じた。

 では、なぜ日本人はこれほど笑顔を重視するのだろうか。この問いに対して、記事は明治・大正時代の作家である小泉八雲氏の日本人論「日本人の微笑」を取り上げ、日本人にとって他人に笑顔をみせることは「とても大切な礼儀作法の1つだからだ」と説明。また日本社会において笑顔は他人の信頼を勝ち得るために積極的に活用されていると指摘。笑顔は多くの人にとって「潤滑剤」であり、他人との関係を良くしたり、相手からの信頼を得るなどのメリットがあると指摘。日本人の接客サービスに笑顔が要求されるのはこれらの理由が関係していると説明した。

 小泉八雲氏は日本人の笑顔は「長い年月のあいだに洗練された1つの作法である」として非常に高く評価している。笑顔には人の気持ちを動かす大きな力があるのは事実であり、これからも日本が笑顔にあふれる社会であることを願いたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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