日本の住み心地はどうかって? 「生きやすい社会なのは間違いない。守るべきルールはあるが・・・」=中国

日本の住み心地はどうかって? 「生きやすい社会なのは間違いない。守るべきルールはあるが・・・」=中国

中国メディアは、日本に住んで5年になるという中国人から見た「日本人の礼儀正しさ」について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本人の礼儀正しさは中国でも有名であり、旅行などで日本に来るとそのマナーの高さに好感を持つようだが、実際に日本に住んでみるとどう感じるのだろうか。中国メディアの百家号は14日、日本に住んで5年になるという中国人から見た「日本人の礼儀正しさ」について紹介する記事を掲載した。日本に住んでみたいという中国人は多いようだが、経験者は日本の住み心地をどうとらえているのだろうか。

 この中国人筆者は、日本へ留学に来てそのまま就職し、在日5年になるそうだ。筆者は、日本には日本のルールがあり、それに則っていれば居心地がよく、そうでなければ生きにくいと感想を伝えている。筆者は社交的なので最初は不都合を感じなかったものの、いつの間にか社会に溶け込むことを自分らしさよりも優先させるようになっていたそうだ。

 日本に存在するルールについて記事は、「人に迷惑をかけないこと」だと指摘。日本人はこの点で「非常に注意深く」、中国人と最も違うところだと分析している。人と人との距離感を大切にする日本には、電車内では電話しない、食べ物を食べないなどの暗黙のルールがあると伝えた。これらは法律で禁止されているわけではなく、他人の迷惑にならないようにしていると自然とそうなると紹介している。

 これだけ見れば、日本人は他人のために自分をコントロールできる「模範生」である。しかし、それゆえに子どもを連れて電車に乗るのがためらわれるといった弊害もあると指摘。ルールを守っていれば生きやすい社会なのだが、守れない人は肩身が狭い、「自分に厳しく他人にも厳しい」社会だと分析した。また、厳格な秩序がある反面、「人情味に欠ける」印象もあると述べている。
 
 この点、中国人は非常にマイペースだ。公共の場で騒ぐ子どもは多く、人に迷惑をかけるし、かけられることにも慣れている。この意味では日本と真逆の考え方なのかもしれない。筆者は結論として、日本には住むのに良いこともたくさんあるが、もし変わり者として目立ちたくないなら「社会と同じ色になる必要がある」と伝えている。筆者が指摘した点は、多くの中国人が感じることであり、良し悪しというより日中間の文化の違いなのだろう。違いを認め、互いの良い点から学び合うようにしていきたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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