ドラマによく出る社内の「先輩・後輩」関係 日本企業に本当にあるの?=中国メディア

ドラマによく出る社内の「先輩・後輩」関係 日本企業に本当にあるの?=中国メディア

中国に進出している日本企業は多く、コロナ禍でもその数は大幅に減少していない。中には、日本企業への就職を希望する大学生も多い。(イメージ写真提供:123RF)

 中国に進出している日本企業は多く、コロナ禍でもその数は大幅に減少していない。中には、日本企業への就職を希望する大学生も多い。中国のポータルサイト百度が30日付の「日本企業の先輩後輩関係は想像以上に厳しい」との記事で、日中の企業文化の違いを分析している。

 記事はまず、日本企業の特徴について分析している。日本では入社年ごとに「先輩」「後輩」の線引きがある。こうした文化は日本がチームで緊密に働くことを重要視していることの表れ、と分析。先輩が入社間もない後輩を教育し、働きながら仕事を少しずつ覚えていくのに役立っている。もちろん年齢による上下関係が絶対的に働くことはないが、日本には経験のある社員が後輩を訓練し、仕事に熟達するよう助ける文化がある。日本のドラマで「先輩」などと自分より入社年数の長い社員を呼ぶ様子がよく出てくるが、そういう文化は本当にあるらしい、と述べている。

 さらに、日本企業の「OJT」についても分析している。日本企業の多くが、新卒の新入社員を雇用し、0から訓練していく方法をとる。新入社員は、まずは様々な部署を経験しながら訓練を積んでいく。さらに、多くの企業が資格取得を奨励しており、仕事をしながら様々な資格試験に挑戦する人も多く、資格手当を導入している企業も多い。そのため、日本ではMBAなどの経営大学院よりも、企業内での経験などを重視する傾向がある。日本で欧米などに比べてもビジネススクールは多くないのはそのため、と分析している。

 記事は協調性やチームワークを重視する日本型の経営のメリットについて分析する一方、能力重視で、在職年数を問わず仕事の成果が直接給与に反映されることを望むなら、「年功序列」の日本企業は合わないかもしれない、とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)