コロナ禍でも日本の街でごみ拾いを続ける中国人たち

コロナ禍でも日本の街でごみ拾いを続ける中国人たち

中国メディアは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも、日中友好の懸け橋として定期的に東京などでごみ拾いのボランティア活動を行っている、在日中国人たちを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・新華網は3日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも、日中友好の懸け橋として定期的に東京などでごみ拾いのボランティア活動を行っている、在日中国人たちを紹介する記事を掲載した。

 記事は、毎月第一土曜日の午後に、東京などの街頭でパンダのイラストが入った緑色のシャツを着た人たちが手に大きな袋と道具を持ち、歩きながらごみ拾いをする様子を見ることができると紹介。昨年新型コロナウイルスの感染が日本で拡大してからも、このボランティア活動は途絶えることなく続けられている伝えた。

 そして、この活動の発起人が、埼玉県川口市の西川口駅でマーラータンの店を営む在日中国人の阿雅さんであると説明。西川口駅界隈では近年、店舗経営者の7〜8割が在日中国人という状況が続いており「チャイナタウン」とも呼ばれているとし、彼らが現地の経済に活気をもたらしているとしばしば日本国内で報じられる一方、ごみのポイ捨て問題も深刻化していると伝えられてきたことを紹介した。

 その上で、阿雅さんが2018年2月に1人で街頭のごみ拾いを始めたことが現在の活動のスタートだったと伝えるとともに、当初は多くの人から理解してもらえず奇異の目で見られることもしばしばだったごみ拾い活動が、時間の経過とともにより多くの人に認知、理解されるようになり、参加者がどんどん増加、いつしか活動は西川口だけでなく池袋や上野、横浜などへと広がっていったとしている。

 記事は、日本において中国や中国人に対するネガティブな報道が多く流れる中、昨年下半期に行われた調査で日本人の対中好感度が非常に低い結果となったことが日中両国で大いに注目されたと紹介。阿雅さんが「実際の行動で誤解をなくすとともに、日中両国民の相互理解を増進していきたい」と語ったことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)