これでも日本を恨むのか? 「日本は中国を約40年も援助した」=中国

これでも日本を恨むのか? 「日本は中国を約40年も援助した」=中国

中国は急速な経済発展を遂げ、今では米国に次ぐ経済大国になっているが、これには約40年にわたる日本の対中ODA(政府開発援助)が大きく貢献しているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は急速な経済発展を遂げ、今では米国に次ぐ経済大国になっているが、これには約40年にわたる日本の対中ODA(政府開発援助)が大きく貢献しているようだ。中国メディアの百家号は5日、「日本が中国を約40年も援助した」という、中国ではあまり知られていない事実を紹介する記事を掲載した。「これでも日本を恨むのか」と、事実を直視するように勧めている。

 日本の対中ODAは、中国の改革開放直後の1979年から始まり、約40年という長きにわたって続けられた。金額も巨額であり、有償、無償、技術協力を含め、総額は約3兆6500億円に達する。これほど中国をODAで支援してきた国はほかにないという。記事は、各国・機関からの対中援助のなかで、「日本は全体の約4割を占めていた」と紹介し、その重要性と規模の大きさを伝えている。

 日本のODAは、中国の発展にどれほど貢献してきたのだろうか。記事は、主に中国の「インフラ整備」に貢献したと紹介。これには、中国各地の道路や鉄道、港、トンネル、空港、汚水処理場の建設などが含まれるという。対中ODAは、中国の経済発展と近代化に大きく貢献したと言えるだろう。

 また、病院、学校、高齢者施設の建設、医療従事者の派遣と研修にもODAが使われ、中国を何度も危機から救ったと感謝を表している。2002年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)の際、日本はODAで2億円の医療設備を提供、専門家も派遣し「世界中が中国から離れるなか、日本はむしろ来てくれた」と紹介。四川大地震では真っ先に駆けつけ、地震に強い建築技術を教え、復興の力になってくれたと振り返っている。

 他にも、日本の対中ODAは工業や農業など各方面にも及んでいたようだが、これだけの貢献をしていながら、中国ではその存在すら知らない人が多いというのは残念なことだ。その一方で、記事の中国人筆者のように、日本の貢献を伝え、感謝しようと呼びかける人がいるのも事実だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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