日本のサービス業従事者は、どうしてこんなに仕事熱心なのか

日本のサービス業従事者は、どうしてこんなに仕事熱心なのか

中国のポータルサイトに「なぜ日本のサービス業従事者はみんな仕事に対して熱心で、生き生きとしているのか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に12日、「なぜ日本のサービス業従事者はみんな仕事に対して熱心で、生き生きとしているのか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本の店員や駅員、タクシー運転手といったサービス業従事者が自らの仕事に真剣で、にこやかな表情を浮かべながら高慢な態度を見せることなく接客を行うとともに、自分に与えられた仕事以外の事柄まで熱心にこなそうとすると伝えた。

 そして、実際に東京の大型百貨店にあるブランド店舗を視察した際、フロアが広すぎたために場所がわからず、エレベーターの近くあった別のブランドの店員に尋ねたところ、非常に礼儀正しく接してくれ、だた場所を教えてくれるだけでなく、目的のブランド店舗までわざわざ連れて行ってくれたうえ、その場を離れる際にこちらに頭を下げて戻っていったと紹介。「中国では同じフロアに入るテナントの店員はライバルどうしであり、行き方を教えてくれればいい方。わざわざ連れて行ってくれるなどということは考えられないし、ましてやこちらに頭を下げるなどあり得ない」と評した。

 その上で、資源が決して豊かではない日本では古くから現代に至るまで、生きていくために自分自身の仕事に誠心誠意取り組むことが小さいころから教育され、多くの人が「自分の仕事をしっかり全うすることを誉れと感じる」傾向にあるのだと解説している。

 また、日本社会は全体的に貧富の差が少なく、医療保険をはじめとする社会保障も比較的整備されていることから、サービス業従事者の多くが自身を取り巻く環境にある程度満足しており、自発的に良い仕事をしようというモチベーションを保っているとも説明。さらに、日本は20世紀の高度経済成長、さらにはバブル景気による浮ついた熱狂の時期を経て、現在の社会が静かに落ち着いた状態であることも、仕事を大切にし真剣に取り組む環境を生み出しているとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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