日中の教育を比べてみてわかった! 「日本の教育の質が高い理由」=中国メディア

日中の教育を比べてみてわかった! 「日本の教育の質が高い理由」=中国メディア

近年、中国の教育は「試験勉強」に偏り過ぎていることの反省から「素質教育(全人的な教育)」に切り替えるよう言われている。しかし、実際にはスローガンばかりでなかなか変化していない。(イメージ写真提供:123RF)

 近年、中国の教育は「試験勉強」に偏り過ぎていることの反省から「素質教育(全人的な教育)」に切り替えるよう言われている。しかし、実際にはスローガンばかりでなかなか変化していない。中国メディアの百度が14日付の記事で「日本と中国の教育を比べてみよう ”素質教育”とはいったいなにか」との記事を掲載した。日本の教育を見ると「本当の素質脅威」とは何かがわかるとのべているが、中国メディアはどのような点に注目しているのか。

 まず記事は、日本の教育で普通に行われている、修学旅行、キャンプや調理実習、運動会、部活などに注目している。例えば、調理実習では実際に生徒が一から料理を作り、実食するまでを行う。また、キャンプなどでもクラスメイトとの協力を学び、部活を通して体を鍛え、チームワークを学べる。

 一方、中国ではこうした活動はなかなか行われにくい。理由は「中国の教育は、受験勉強を重視しすぎており、教師たちには生徒たちの生活指導よりも成績の向上が期待されている」と分析している。

 また、「中国の教育は、キャンプや調理実習での事故や問題が起きるのを恐れるあまり、日本のような生活に密着した教育活動を行えずにいる」と述べ、モンスターペアレントのような親たちからのクレームを恐れて、多少でも安全リスクのある教育活動がなかなか採用できない現状と分析している。

 長年にわたり日本の学校制度の中で当たり前のように行われてきた行事は、中国ではまだまだ難しく、試験勉強ばかりの教育体制を変えるには大胆な改革が必要だ、とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)