中国でドイツ車が確固たる地位を確立した理由とは=中国メディア

中国でドイツ車が確固たる地位を確立した理由とは=中国メディア

世界に先駆けていち早く新型コロナ後の経済回復を果たした中国。自動車市場の回復も顕著で、2020年の自動車販売台数は前年比で微減となる約2530万台になると見られている。(イメージ写真提供:123RF)

 世界に先駆けていち早く新型コロナ後の経済回復を果たした中国。自動車市場の回復も顕著で、2020年の自動車販売台数は前年比で微減となる約2530万台になると見られている。そんな中国の自動車市場において最も人気なのはどの国の車なのだろうか。中国メディアの百家号は18日、中国でのドイツ車人気は変わらないとする記事を掲載した。

 記事は、2020年の中国市場はドイツ車にとって厳しい1年だったと指摘。新型コロナ問題に加え、中国で最も売れているフォルクスワーゲンの「パサート」の衝突試験結果が最低となったことが問題視されるなど、多くの問題があったが、それでもドイツ車人気は変わらないという。

 記事によると、フォルクスワーゲンとの合資会社である一汽大衆の20年の販売台数は128万台に達し、独立した一汽捷達は15万台、上汽大衆は139万台と非常に好調だったそうだ。「中国人のことを最もよく理解しているのがフォルクスワーゲン」というのもあながち大袈裟ではないとしている。

 また、中国でドイツの高級車ブランド3社の頭文字をとって「BBA」と呼ばれるベンツ、BMW、アウディも好調だったと紹介。ベンツの販売台数は77.4万台で前年比11.7%増、アウディは72万台で前年比5.25%増、BMWはさらに好調で77.74万台となったと伝え、高級車市場におけるドイツ車人気の高さを強調した。

 なぜ、中国ではドイツ車の人気がこんなにも高いのだろうか。記事は、「ドイツ車は中国人のニーズと美的センスにマッチしている。低価格車も高級車もユーザーの好みや需要をよく理解している」と理由を説明し、惜しみない称賛を送っている。中国では日系車の人気も高まっているとはいえ、ドイツ車の牙城を崩すのはなかなか難しそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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