経済が停滞してもなお世界3位の経済規模を持つ日本は、世界の「強国」か「大国」か

経済が停滞してもなお世界3位の経済規模を持つ日本は、世界の「強国」か「大国」か

中国のポータルサイトに「20年にも及ぶ経済の停滞を経てもなお世界第3の経済規模を持つ日本は、世界の強国なのか、それとも世界の大国なのか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に26日、「20年にも及ぶ経済の停滞を経てもなお世界第3の経済規模を持つ日本は、世界の強国なのか、それとも世界の大国なのか」とする記事が掲載された。

 記事は、1990年代初めまで急成長を遂げてきた日本の経済がその後の20年余りは停滞状態にあり、2010年には中国に世界第2の経済大国の地位を奪われたとする一方、それでもなお英国、フランス、ドイツといった欧州の先進国からは抜かされることなく、今なお世界第3の経済規模を保っていると伝えた。

 その上で、日本は教育と科学技術を非常に重んじてきた国であり、長年にわたり対GDP比で高い割合の金額を教育や研究に投じてきたとし、21世紀に入ってからは19年間で19人のノーベル賞受賞者を輩出してきたと紹介した。また、日本は新材料、新エネルギー、ロボット、ハイエンド工作機械、人工知能といったハイテク産業で高い実力を持っており、世界に名だたる技術力を持つ日本企業は枚挙にいとまがないことを伝えている。

 一方で、近年では少子高齢化が急速に進み、GDPに占める教育投資の割合も年々減少していると指摘。さらに、中国をはじめとする新興国が一部の分野で高い技術を身に着け、日本による市場や技術の独占状態が打破されつつあるとしたほか、外交や防衛などでは米国の顔色をうかがう必要があり、国連安全保障理事会の常任理事国でもないことから、国際政治における影響力は劣るとの見方を示した。

 記事は最後に、これらの要素を総合的に判断した結果として「日本は経済や技術では世界の強国であるが、総合力では強国とは言えない。また、人口や国土、資源といった点も踏まえると、世界の大国とも言えない」という結論を出している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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