日本生まれの「カプセルホテル」、中国で流行らなかった理由

日本生まれの「カプセルホテル」、中国で流行らなかった理由

安くて便利で清潔な「カプセルホテル」。日本で生まれて発展を続け、世界にも広まっているが、中国では定着していない。中国メディアは、「日本のカプセルホテル」の魅力を紹介するとともに、中国では閑古鳥が鳴いている理由を分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 安くて便利で清潔な「カプセルホテル」。日本で生まれて発展を続け、世界にも広まっているが、中国では定着していない。中国メディアの快資訊は14日、「日本のカプセルホテル」の魅力を紹介するとともに、中国では閑古鳥が鳴いている理由を分析する記事を掲載した。

 日本のカプセルホテルは、最近では男女にフロアが分かれていたり、大浴場やサウナが併設され、アメニティやインターネットのサービスもますます充実し、魅力を増している。それなのになぜ中国では広まらなかったのだろう。記事によると、「不便で快適性が極めて低い」ほか、「防音効果が非常に悪いため」だという。音が筒抜けで隣の人が何をしているのかがすべて分かるほどだとしている。

 中国人は日本人ほど音に敏感ではないだろうが、カプセルホテルの居心地の良さはかなりの程度、ほかの宿泊客の行動に左右される。その意味では、マイペースな人が多い中国でカプセルホテルが流行らなかったのは必然とも言えそうだ。他にもホテルのような「プライバシーがない」ことや、トイレや風呂が共用であることも耐えられないと主張した。

 それにしても、日本人はなぜカプセルホテルが好きなのだろう。記事は、一番の理由は「安さ」にあると主張。また、「質の高いサービス」と「24時間消毒していて衛生的」なことや、自分だけの「独立した空間がある」良さが受けているのだろうと分析した。

 「衛生面」に気付いた筆者の着眼点はなかなかだと言える。カプセルホテルは一般のホテル以上に衛生的で、コロナ禍になる前から感染症対策を徹底していたことで知られている。中国ではカプセルホテルは不人気のようだが、日本のカプセルホテルには魅力が詰まっている。ぜひコロナ収束後には日本旅行で利用して、その良さを体験してもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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