日本で働いた経験のある中国人は「帰国後、また日本に戻りたい」と願うらしい=中国

日本で働いた経験のある中国人は「帰国後、また日本に戻りたい」と願うらしい=中国

1993年に導入された外国人技能実習制度。これまで、多くの中国人がこの制度を利用して日本で働いてきたが、一度日本で働くと中国に帰国してもまた日本に戻って働きたいと思う人が多いようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 1993年に導入された外国人技能実習制度。これまで、多くの中国人がこの制度を利用して日本で働いてきたが、一度日本で働くと中国に帰国してもまた日本に戻って働きたいと思う人が多いようだ。中国メディアの百家号はこのほど、その理由について紹介する記事を掲載した。

 記事によると、主な理由は「日本の方が稼げるから」だという。中国も近年では大都市を中心に給料が上がっており、職種によっては日本と遜色のない給料をもらえる人もいるが、それはごく一部に過ぎない。多くの職業はまだ日本と比べると給料がずっと低いので、この「給料の格差」が受け入れられないと感じる人が多いと説明した。学歴も技術もない場合、まっとうな方法で稼げる仕事が中国では見つからないという。

 とはいえ、日本へ行ったことがない人の場合、技能実習生として働くことをためらう人もいるようだ。記事はその原因として「騙されるのではないか」との心配があると指摘。悪質な仲介業者や詐欺師がいて実際に騙されている人もいるので、「これくらい稼げる」などと聞いてもすぐに信じることはできない現状があるそうだ。

 また、「言語に対する不安」もあると指摘。日本語は難しいとのイメージがあり、コミュニケーションの面で不安になる人は少なくないという。しかし記事は、簡単な日常会話ができるよう必要な単語だけ覚えればよいので、それほど不安になる必要はないとしている。「良い会社」を選ぶことが最も重要な点だと指摘した。

 外国人技能実習制度を巡っては、ほとんどの場合は有意義な仕方で運用されているものの、一部の悪質な会社が過酷な労働環境下で働かせるケースが報道されている。ブラック企業に当たらなければ、また日本で働きたいと思わせる魅力が日本にはあると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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