米国は「我が国のようには高速鉄道を建設できまい」=中国

米国は「我が国のようには高速鉄道を建設できまい」=中国

中国高速鉄道は営業速度や総延長距離で「世界一」の称号を持っており、多くの中国人に誇りと自信を与えるものとなった。特に世界一の経済大国で科学技術力も世界一である米国には高速鉄道がないことで、中国はさらに自信を深めているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国高速鉄道は営業速度や総延長距離で「世界一」の称号を持っており、多くの中国人に誇りと自信を与えるものとなった。特に世界一の経済大国で科学技術力も世界一である米国には高速鉄道がないことで、中国はさらに自信を深めているようだ。

 中国メディアの百家号はこのほど、「米国は中国から学んで高速鉄道を建設できるか」と問いかけ、それは無理な話だろうと主張する記事を掲載した。

 記事は、米国が中国のように高速鉄道を建設できないと言える理由を挙げずに、いくつかの疑問を投げかけている。例えば、「米国には高速鉄道を設計できる人材がいるのか」、「中国鉄建のような専門の建設企業があるのか」、「鉄道を電化できる企業があるのか」、「中国中車のような高速鉄道車両を製造できる企業があるのか」などの疑問で、記事はいずれも否定的な見方を示している。

 この点で中国はかつてはかなり遅れを取っていたものの、日本やドイツから学び、技術を買ったり、人材を派遣したりした結果、現在のような高速鉄道関連のサプライチェーンを自国内に確立することができたと自画自賛した。

 また、中国には「安価な労働力が豊富にあった」ことも高速鉄道の急速な発展に大きく寄与したという。中国には「農民工」と呼ばれる出稼ぎ労働者が非常に多く、実際に建設に従事したのはこれら「農民工」だが、米国にはこのような働き手はいないだろうとしている。

 高速鉄道は、中国にあって米国にはない数少ないものなので、中国人の自尊心をくすぐっているようだが、実際には米国で高速鉄道の構想が全く存在しないわけではない。テキサス州をはじめ、高速鉄道の構想は複数あり、なかには日本が絡んでいる構想もある。米国が「中国から学ぶか」どうかは別として、将来的には米国に高速鉄道が誕生する可能性はあるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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