教育が公平な日本、大枚をはたいて「あれ」を買う必要がないらしい=中国

教育が公平な日本、大枚をはたいて「あれ」を買う必要がないらしい=中国

中国は教育熱心な親が多い。子どもの輝かしい将来のために、良い小学校に入学させて良いスタートを切らせてあげたい、というのが一般的な親心のようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は教育熱心な親が多い。子どもの輝かしい将来のために、良い小学校に入学させて良いスタートを切らせてあげたい、というのが一般的な親心のようだ。中国では希望の小学校に子どもを通わせるため、「学区房」と呼ばれる学区内の家を購入するのが普通のことになっている。

 学区房を購入するということは、それだけ経済的な負担が増えることを意味するが、中国と同様に教育熱心で知られる日本の親はどうしているのだろうか。中国メディアの網易は13日、「日本にも学区房を買う習慣はあるのか」と問いかけ、日本の状況について紹介する記事を掲載した。
 
 記事はまず、日本にも「学区」はあるが「学区房」の習慣はないと伝えた。公立の小学校に入る条件は「学区内に住んでいる」だけでよく、住んでいる家が賃貸でももちろん構わない。これは、学区内に「戸籍があること」を条件としている中国とは大きく異なっている。その地域に家を購入すれば戸籍を取得できるため、レベルが高いとされる学校の「学区房」は、どんなに古い狭小住宅でも超高額で取引されることになる。

 このほか、「日本の公立学校は公平で、どの学校も設備と教師の質が一定である」ことも、中国のような「学区房」がない理由だと分析した。都市部でも農村部でも学校の規模に関わりなく、どの学校に通っても高い水準の教育が受けられるなら、「学区房」を買う必要はないだろう。これは中国人にとっては夢のような話のはずだ。

 もっとも、塾や家庭教師を雇える経済的余裕があれば成績が上がりやすいのも事実だ。記事は、日本の公立学校でも高級住宅地にある学校では成績が高い傾向があるとも付け加えているが、それでも中国と比べると日本の方が教育の機会や受けられる教育の質は平等だと言えるだろう。高値で「学区房」を購入しなくて済む日本の学校制度は、親にとって優しいシステムになっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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