日本はあの時も多くの支援をしてくれた・・・四川大地震を振り返り=中国

日本はあの時も多くの支援をしてくれた・・・四川大地震を振り返り=中国

2008年に発生した四川大地震は、マグニチュード8.0の激しい揺れを観測し、死亡・行方不明者は8万人を超えたとの報道もあった。地震大国としての自覚があり、地震に対する知識も備えもある日本とは違って、これほど大きな地震が想定外だった中国では被害も大きかったと思われる。(イメージ写真提供:123RF)

 武漢市で新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年初頭には、中国では日本からの支援が連日大々的に報じられ、対日感情が好転した。実際のところ日本はこれまで何度も中国への支援を行っているが、中国メディアの網易は15日、四川大地震を振り返り、日本が主要な支援国になってくれたことに感謝する記事を掲載した。

 2008年に発生した四川大地震は、マグニチュード8.0の激しい揺れを観測し、死亡・行方不明者は8万人を超えたとの報道もあった。地震大国としての自覚があり、地震に対する知識も備えもある日本とは違って、これほど大きな地震が想定外だった中国では被害も大きかったと思われる。

 記事は、この地震に世界中の人々が胸を痛め、各国から支援が寄せられたと紹介した。とりわけ歴史を通じて文化交流のある日韓からの支援が多かったと伝えているが、日本からはどんな支援があったのだろうか。記事の中国人筆者は「迅速に、多くの支援をしてくれた」と感謝を表している。

 当時の福田康夫首相は、当日のうちに中国側に支援の用意があると伝えており、日本の対応は非常に迅速だった。これは大震災を何度も乗り越えてきた日本だからこそできたことだろう。中国は日本の国際緊急援助隊について、前例がないとの理由で一度は辞退したものの、後に受け入れを表明し、日本は中国入りした海外初の救援チームとなった。また記事は、日本からの義援金は非常に多く、地震発生からたった4日で1億円に達したほどだったと伝えた。

 なぜ記事が改めて四川大地震のことを振り返ろうと思ったのかは分からないが、これまで中国ではODA(政府開発援助)など、日本のしてきた巨額の支援が大きく報じられることは少なかった。むしろネガティブな報道が多かったと言え、他国からの厚意に感謝するようになったのは良いことだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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