日本人は協調性、親和性が高い! けれども・・・

日本人は協調性、親和性が高い! けれども・・・

中国のポータルサイトに、日本人の性質を表す3つの特徴を紹介する記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に19日、日本人の性質を表す3つの特徴を紹介する記事が掲載された。

 記事がまず最初に紹介したのは「ホウレンソウ」を重んじることだ。日本人はビジネスを始め、何かをする際に「報告、連絡、相談」にこだわることを好むとし、3つの要素の頭文字を取ってしばしば「ホウレンソウ」と呼んでいると紹介。日本の職場では、ほんの些細なことでも報告を行う必要があり、問題が発生した場合には同僚に連絡し、対処方法について上司と相談しなければならないとし、これらを遵守することで仕事を円滑に進めることができる一方で、とっさの判断ができない、融通が利かないといった問題も生んでいると伝えた。

 次の要素として、日本人の「同調性」に言及。日本の社会には「エレベーターに乗りこんだ時に、中の人がみんな同じ方向を見ていたら、自分も意識的に同じようにする」といったような同調性が存在するとしつつ、この同調性がエスカレートしすぎている部分もあり、同調しない人を進んで遠ざけたり、排斥したりする性質も持っていると説明した。

 そして、3点めには「矛盾した協調性」を挙げている。日本人の性格は概ね温和で協調性を持っているものの、一方で容易に態度を変えて非情になると指摘。その背景として、日本人は精神を安定させるセロトニンを伝達する遺伝子が少ないために不安に陥ったり神経質になったりしやすくなることがある点に触れた。その上で「同調性が高く、利他性が強く、協調性がある日本人は、容易に他人と対立、決裂したり、他人を排斥したりする」という矛盾した性質を抱えているのだと伝えている。

 日本企業による不祥事、「緩い」対策による新型コロナの長期化、日米両国による対中非難、福島第一原発汚染処理水の海洋放出など種々の要素により、昨今の中国のメディアやネット上に登場する日本に関する話題は、ネガティブなものが多くなっている。かつて、「学ぶべき」として誉めそやされた日本社会の習慣、性質についても、影の部分をフォーカスして取り上げるケースが増えてきた。今回の記事は、汚染処理水の海洋放出決定に関連するネガティブな見方という色彩が強くなっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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