世界の頂点を狙えるくせに「地味」な日本、だからこそ「恐ろしい」=中国

世界の頂点を狙えるくせに「地味」な日本、だからこそ「恐ろしい」=中国

なにかと世界一を競い、目立つことが好きな中国人からすると、日本は「目立たない」、「地味」な国と感じるようだ。そのため日本は終わったなどと言われることさえある。(イメージ写真提供:123RF)

 なにかと世界一を競い、目立つことが好きな中国人からすると、日本は「目立たない」、「地味」な国と感じるようだ。そのため日本は終わったなどと言われることさえあるが、中国メディアの騰訊は20日、「日本は超地味な国だが、世界の頂点を狙えるだけの実力がある」と伝える記事を掲載した。

 記事は、日本の実力について「様々な分野で中国以上のものを持っており、世界一に選ばれることも多い」と紹介した。ノーベル賞の受賞者が非常に多く、パスポートは世界最強と称され、一流大学も多く、食の安全や環境保全の分野でも世界トップレベルで、医療、寿命、就業率、それに民度も高いと称賛している。

 とりわけ「衰退した」と言われるこの20年間の日本経済は「注目に値する」という。バブル崩壊後、日本が取った政策は「高いイノベーション能力を盾にした、産業構造の転換」であり、「通貨切り下げで下り坂が決定的になったロシア」とは真逆だったと分析した。記事は、世界で最も革新的な企業を100社選ぶランキングで、日本から40社が選ばれたこともあると指摘している。

 しかし、日本が本当に油断ならないのは、自分を過大視しないことにあるそうだ。記事は、これだけ実力があるのに、「日本人は有頂天になることなく、同じ轍を踏まないように常に冷静だ」と伝えた。自己アピールに余念がない中国人からすれば「日本は地味」に感じるのだろうが、だからこそ日本は油断ならない恐ろしい国と映るようだ。

 記事は結びに、日本が先進国と呼ばれるのは、高いビルのおかげではないと指摘した。貧富の格差や地域間の格差が小さいこと、治安の良さなど、目に見えないもののおかげだと伝えている。これらも「地味」なことだが今の中国に必要なものかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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