中国人が思っているより「日本の宇宙開発力は評価されていた」=中国

中国人が思っているより「日本の宇宙開発力は評価されていた」=中国

日本の宇宙開発の歴史は、1955年のペンシルロケット発射実験から始まったと言えるだろう。1970年には中国に先んじて国産ロケットによる人工衛星の打ち上げにも成功している。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の宇宙開発の歴史は、1955年のペンシルロケット発射実験から始まったと言えるだろう。1970年には中国に先んじて国産ロケットによる人工衛星の打ち上げにも成功している。中国メディアの騰訊はこのほど、日本の宇宙開発技術の「隠れた実力」について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の宇宙開発は世界的に高く評価されているとし、米メディアが宇宙開発強国ランキングを発表した際、日本は3位に入ったこともあると紹介。このランキングによると1位は米国で、2020年は新型コロナの影響があったにもかかわらず、ロケットの打ち上げ回数は世界で最も多い44回だったほか、民間宇宙船「クルードラゴン」が有人宇宙飛行に成功しているとその実力を伝えた。

 2位は中国で、商用ロケット分野において中国は優位性を確保しているほか、近い将来には宇宙ステーションが完成する予定だと紹介した。有人宇宙飛行を成功させた数少ない国の1つであり、月の裏側に探査機を着陸させるなどの成果を出していることを強調した。

 そして、このランキングでは3位がロシアに代わって日本が入っていると記事は紹介した。日本は中国のように単独で月面探査を行ったり、宇宙ステーションを作ったりはしておらず、一見すると日本の宇宙開発は「控え目」ではあるものの、その実力は実際には「米国ですらうらやむほど」だと主張。なぜなら日本は小惑星の探査においてその実力を発揮し、「はやぶさ」と「はやぶさ2」が小惑星探査とサンプルリターンを成し遂げたためだと伝えた。

 記事は、日本はロケットの打ち上げ回数で米国や中国、ロシアより「ずっと少なく」、しかも米国の宇宙開発システムにかなり依存していて独立性に欠けているため、それほど宇宙開発技術は高いようには思えないとしながらも、米国をはじめ、世界では非常に高く評価されているのが現実であることを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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