「分かりにくい?」 あいまいだけど平和主義の日本人に学ぶ価値あり!=中国メディア

「分かりにくい?」 あいまいだけど平和主義の日本人に学ぶ価値あり!=中国メディア

日本と中国の間のビジネスが緊密になるにしたがい、それぞれの国の文化やコミュニケーションの違いが話題になることも多い。特に、中国人側から見ると日本人の「あいまいさ」はわかりにくく、不思議に映るようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本と中国の間のビジネスが緊密になるにしたがい、それぞれの国の文化やコミュニケーションの違いが話題になることも多い。特に、中国人側から見ると日本人の「あいまいさ」はわかりにくく、不思議に映るようだ。中国メディア鳳凰網がその「あいまいさ」の文化的背景を分析し、同時に「中国人もこの日本人のあいまいさのある面は学ぶ必要がある」と述べている。

 まず、記事はそのあいまいさを3つの観点から分析している。1つ目の原因は「環境要因」。日本は、単一民族による島国であり、多くの地域は村によって発展してきた。村人同士の緊密なコミュニケーションが発達してきた。そのため、すべてを言葉によって言い表さなくても伝わる、「察する」文化が育まれてきた。

 2つ目の原因は「憲法」。これは、聖徳太子の憲法十七条の1条の文言「和を以て貴しとなす」からきているようだ。日本人は、どんなことでも話し合いで解決し、「和」を重要視する。こうした、互いの意見を尊重し合おうとする文化により、他の人の意見を頭ごなしに否定しないコミュニケーションが生まれた、と分析している。

 3つ目の原因は「仏教思想」。「悟る」という言葉に代表されるように、仏教思想は個人個人の探求を重視する。この「悟る」という言葉自体に、「相手の気持ちや意見を推し量るという意味があるが、記事は”この仏教思想が、日本人に相手の気持ちを悟ることが大切、という思想を持たせてきた”、と述べている。

 記事は結論として、このあいまいさゆえに、日本人はチームスポーツに長け、会社組織の中での協同作業が得意と評価し、「我々も、集団の中で互いの引っ張り合うのではなく、尊重し合う日本的なあいまいさから学ぶ必要がある」とまとめている。

 中国人とビジネス上の接点がある場合、日本人側もできるだけわかりやすく、はっきりと意見を述べるようにすることも、スムーズなコミュニケーションには必要なのかもしれない。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)

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