日中関係は緊張しているが・・・中国で開かれた興味深い「日本グルメ体験活動」 

日中関係は緊張しているが・・・中国で開かれた興味深い「日本グルメ体験活動」 

中国のポータルサイトに、湖北省武漢市にある日本語学校で日本のグルメ文化体験として生徒たちが手巻き寿司づくりにするイベントが開かれたとする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・新浪に24日、湖北省武漢市にある日本語学校で日本のグルメ文化体験として生徒たちが手巻き寿司づくりにするイベントが開かれたとする記事が掲載された。

 記事は、長年にわたり独自の発展を遂げてきた日本の伝統的な飲食文化は「その都度私たちに興味深い味覚の体験をさせてくれる」とした上で、24日に行われた日本の食文化に触れるイベントでは、生徒たちが手巻き寿司やたこ焼き、たい焼きの調理にチャレンジしたと伝え、その様子を撮影した写真を掲載した。

 掲載された写真を見ると、畳が敷かれた和室の真ん中に長机が置かれ、机を取り囲むように並んだ座布団の上に15人ほどの生徒たちが座り、海苔の上にご飯や具材を載せたり、生地を作ったりしている。マスクをしているのは5、6人で、今の日本ではちょっと考えられない光景と言えそうだが、早々に新型コロナの感染を抑え込んだ中国では「普通」なのだろう。

 そして興味深いのは、参加者がみんな「土足」であることだ。もちろん外を歩いてきた靴でそのまま畳の部屋に入っている訳ではなく、畳が汚れないように靴をビニール袋で覆って座っている。ただ、靴を履いたまま和室に入るというのは、日本人から見るとやはりどうしても違和感がある。

 また、手巻き寿司の具材はどうやらキュウリと魚肉ソーセージのようだ。衛生面を考えれば生の魚はちょっと使えないのだろう。手巻き寿司の材料を切ったり、海苔にご飯を載せたりする時にはみんなちゃんと手袋をしており、ちゃんと衛生面にも配慮していることがうかがえる。

 残念ながら出来上がった手巻き寿司やたこ焼き、たい焼きが写った画像は掲載されていないのだが、自分たちの手で作った「日本料理」はきっと格別の味わいだったことだろう。政治的には日中両国の対立が目立ち、中国メディアの報道を見ても日本に対するネガティブな内容が目につくのが現状だが、メディアやネット世論の陰に隠れたところでは日本の文化に対して興味を持ち、体験を通じて日本に触れようとしている中国の人たちが確かにいることを忘れてはいけない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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