生後1カ月で「大学受験」を意識する中国、日本は「対照的」だった=中国

生後1カ月で「大学受験」を意識する中国、日本は「対照的」だった=中国

中国の動画投稿アプリで話題になった動画の1つに、生まれたばかりの赤ちゃんの「生後1カ月」のお祝いで、「大学受験まであと6145日」と記した紙と一緒に赤子を撮影したものがある。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の動画投稿アプリで話題になった動画の1つに、生まれたばかりの赤ちゃんの「生後1カ月」のお祝いで、「大学受験まであと6145日」と記した紙と一緒に赤子を撮影したものがある。熾烈な競争社会の中国では大学受験が極めて重要であり、動画からは「親の焦り」がよく伝わってくると言えるだろう。

 そんな中国からすると、日本の教育からは「焦りがまったく感じられない」と映るようだ。中国メディアの網易はこのほど、日本の幼児教育に見られる特徴について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の幼児教育と中国の教育はまったく異なっているとし、日本の教育の特徴の1つが「簡素な環境」だと強調。日本の幼稚園や保育園は、公立私立の別を問わず全般的に簡素な設備であり、教室にはピアノとテレビがある程度で、子どもたちは紙や段ボールなどを使って遊び、大量の本があって読むことができると紹介した。これは、レベルが高いとされる幼稚園ほど、高級な設備が整っていて大量の遊具を用意する中国とは大きく異なっていると感じるようだ。

 また、「自分のことは自分でさせる」という日本の教育方針も、中国とは違うようだ。記事は、日本の子どもたちはかばんを自分で持ち、中身も自分で整理するほか、着替えも自分ですると伝えた。中国の親は子どものためにかばんの中身を準備して持ってあげ、服の着替えも手伝い、食事も口までもっていって食べさせるケースが多い。子どもは何もする必要がないので、自立性の育成が阻まれてしまうと言えるだろう。

 ほかには、「笑顔と感謝」を教えることを重視していると指摘した。競争社会の中国では、幼稚園から国語、算数、英語などを教えるところも多く、早くから始めないと出遅れるとの危機感が強い。しかし、日本の幼稚園はまず笑顔と感謝の大切さを教えており、総合的な教育を通して子どもたちは自然と音楽や美術、読解力を身に着けるようだと驚いた様子で紹介している。

 幼児教育が重要であることは言うまでもないが、その方法は日本と中国とでは大きく異なっているようであり、日本の方法は中国人にとって参考となるようだが、実践するのは難しいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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