JALが春秋航空ジャパンに増資、日中双方が「コロナ後」見据える

JALが春秋航空ジャパンに増資、日中双方が「コロナ後」見据える

中国メディアは、日本航空が春秋航空ジャパンに追加出資するとの情報について、中国の春秋航空関係者が今後の日中市場での発展を見据えたものであるとの見解を示したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・北京商報は26日、日本航空が春秋航空ジャパンに追加出資するとの情報について、中国の春秋航空関係者が今後の日中市場での発展を見据えたものであるとの見解を示したと報じた。

 記事は、日航が春秋航空ジャパンに数十億円追加出資すると日本メディアが報じたと紹介した上で、春秋航空本社に事実関係を尋ねたところ同社の責任者が「日航による増資は、春秋航空と日航との協力を深めるためのもの。将来、当社は一層日中路線に注視し、春秋航空ジャパンにより多くの役割を与えるつもりだ」と述べたことを伝えた。

 また、この責任者が「地域的な包括的経済連携協定(RECP)署名、新型コロナワクチンの世界的な普及に伴い、日中、中韓、東南アジアのビジネス、観光市場は徐々に正常な状態に回復するだろう」と語り、日航による春秋航空ジャパンへの増資について、日中市場の将来を見据えたものとして歓迎するという春秋航空の立場を示したと紹介している。

 春秋航空ジャパンは春秋航空の国際市場戦略の先陣として2012年9月にLCCキャリアとして設立された。成田空港を拠点として14年8月に初就航し、昨年4月時点で日本の国内線3路線、日中間の国際線6路線を運航、訪日中国人観光客を主要ターゲットとしてきた。記事は、春秋航空が以前春秋航空ジャパンについて「飛行機の運用規模が小さく、黒字化できていない。いつ黒字化できるかについてはなおも大きな不確定要素が存在する」と評していたことを併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)