中国に現存する旧満州時代の建築物、日本の高い技術で今なお風化せず

中国に現存する旧満州時代の建築物、日本の高い技術で今なお風化せず

旧満州の玄関口だった中国東北部の大連市には当時の建築物などが残っており、今でも活用されている。中国メディアは、「大連の公園には聖徳太子堂が残っている」と紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 旧満州の玄関口だった中国東北部の大連市には当時の建築物などが残っており、今でも活用されている。中国メディアの網易は29日、「大連の公園には聖徳太子堂が残っている」と紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介しているのは、遼寧省大連市の中心部にある「中山公園」だ。大連を租借中に日本が発展させた公園で、聖徳太子を記念して「聖徳公園」と呼ばれ、公園内には「聖徳太子堂」が建てられたと伝えている。なかには「聖徳神社」という神社もあったという。

 現在、「聖徳神社」は取り壊されて別の建物になっているが、記事は「聖徳太子堂」はそのまま残され、省レベルの重要文化財に指定されていると紹介している。

 そして今では退役した共産党幹部の集会所として活用されているようだ。それでこの「聖徳太子堂」は、戦時中の歴史を研究するのに貴重な研究材料になっていると伝えている。
  
 この大都市の中心に、日本人が作った公園と聖徳太子堂が残っているというのは興味深いことだ。80年近く経っても風化していないのは、手入れもさることながら当時の建築技術の高さのおかげでもある。日本人の建てたこの歴史的な建物を、これからも重要文化財として大切にしてほしいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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