納豆は「日本の国宝級の美食」、健康意識が高まる中国では「納豆菌」の販売も

納豆は「日本の国宝級の美食」、健康意識が高まる中国では「納豆菌」の販売も

日本の美食は多くの訪日中国人を喜ばせたものだが、そのなかには中国人にはなかなか受け入れがたい食品もあるようだ。中国メディアはこのほど、「普通の人は受け入れがたい日本の国宝級の美食」として、納豆について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の美食は多くの訪日中国人を喜ばせたものだが、そのなかには中国人にはなかなか受け入れがたい食品もあるようだ。中国メディアの捜狐はこのほど、「普通の人は受け入れがたい日本の国宝級の美食」として、納豆について紹介する記事を掲載した。その起源は中国だと主張している。

 記事はまず、納豆は大豆を発酵させた食品で、その「ねばねば」から「見た目だけで食欲を失わせる」と紹介した。しかもにおいがきつく、「オクラに臭い靴下を混ぜたようなもの」と形容した。そのため、多くの中国人にとって受け入れられない食品だという。

 しかし、納豆の起源は中国にあると記事は主張した。実際のところ、納豆の起源については諸説ありはっきりとしたことは分かっていないが、記事では中国の調味料である「豆?(トウチ)」が納豆の起源だと主張している。秦・漢の時代にはすでにあったもので、唐の時代に鑑真や他の僧侶が日本に持ち込み、年貢などを納入する場所である「納所」で作ったので「納豆」と呼ばれるようになったと説明した。その後、その栄養価の高さから貴族など上流階級の間で食されるようになり、徐々に民間にまで広がったと主張している。

 また、記事によると納豆が全国的に広まったのは比較的近代のことで、2つのきっかけがあったとしている。それは、1980年に血栓溶解酵素である「ナットウキナーゼ」が発見されたこと、1996年に大腸菌O157の食中毒事件が発生した際に納豆が予防に有効であることが分かったことなどで、研究の結果、納豆の栄養価の高さや健康効果の高さが証明されたことで、それまでは子どもと高齢者がよく食べるものだった納豆が、若者も含めて多くの国民がよく食べるようになったと説明した。

 繰り返しになるが、納豆の起源は諸説あり、中国とは関係なく、日本で誕生した食べ物という見方もある。記事の主張の正確性はともかく、日本では納豆が国民食ともいえるほどよく食されていることは確かだ。多くの中国人が苦手と感じているとはいえ、最近では中国国内でも健康志向の高まりとともに納豆に注目する人が増えており、手作り用の納豆菌もネットショップで多く販売されている。中国でも納豆人気が高くなっていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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