日本が「70年」経っても北方四島を取り戻せずにいる理由=中国

日本が「70年」経っても北方四島を取り戻せずにいる理由=中国

中国は領土や領海をめぐる周辺諸国との対立で常に強硬姿勢を示している。そんな中国から見ると、北方領土問題で日本がロシアに強い姿勢で臨まないのは不思議らしい。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は領土や領海をめぐる周辺諸国との対立で常に強硬姿勢を示している。そんな中国から見ると、北方領土問題で日本がロシアに強い姿勢で臨まないのは不思議らしい。中国メディアの網易は4日、「日本はなぜ70年も経っていながら、まだ北方四島を取り戻せずにいるのか」と問いかけ、その理由について分析する記事を掲載した。3つの理由があるとしている。

 記事はまず、中国語には「君子報仇、十年不?」という言葉があると紹介した。これは君子が仇を討つには10年かかっても遅いとは言えないという意味の言葉だが、この言葉を用いたうえで「領土問題も忍耐が付きもの」だと説明した。この典型的な例が日本で、北方領土問題はすでに70年もかかっているが未だに解決できていないと指摘した。
 
 周辺国に対して、常に強気の姿勢で臨む中国にとっては、日本が強硬措置に出ずあくまで「お願い」のスタンスを貫くことは理解に苦しむのかもしれない。記事は日本がロシアに「お願い」するしかないのには3つの理由があると分析している。まずは最も根本的な理由として「国力」の違いを指摘した。日本がいくら豊かになっても、軍事を含めた国力ではロシアを超えられず、これからも当分超えられる見込みはないので、低姿勢を貫くしかないとしている。

 2つ目は「北方領土に日本人がいないこと」だ。住民をあおれば暴動を引き起こすことができ、この手法の有効性は「クリミアで証明済み」だと主張した。3つ目は「ロシアが核武器を保有している」ことで、圧倒的な武力の差を指摘している。先の大戦で日本人はロシアに対して恐怖心を抱いているとし、心理的にも不利だと伝えた。

 記事の推測によると、日本は今後もロシアの「慈悲深さに訴えてお願いする」しかないが、「ロシアには慈悲という言葉はない」ので、70年かかっても取り戻せないのは当然のことだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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