日米欧の25年間の経済成長を比較して見えてくること=中国

日米欧の25年間の経済成長を比較して見えてくること=中国

日本は1968年に西ドイツを抜いて世界2位の経済大国になって以降、途中で中国に抜かれただけでずっと世界トップ3の座を維持している。しかし、近年の日本経済は成長がほぼ止まったままで、長い間ずっと横ばいに近い状況が続いている。(イメージ写真提供:123RF)

 日本は1968年に西ドイツを抜いて世界2位の経済大国になって以降、途中で中国に抜かれただけでずっと世界トップ3の座を維持している。しかし、近年の日本経済は成長がほぼ止まったままで、長い間ずっと横ばいに近い状況が続いている。中国メディアの網易は4日、1995年から2020年までの「米国、EU、日本の経済力の増減を比較」する記事を掲載した。

 記事は、この25年間のそれぞれの国内総生産(GDP)と一人当たりのGDPをグラフにして比較している。これを見ると、日本の経済停滞が浮き彫りになるという。まずはGDPの変化だが、1995年は「EUの全盛期」だったと振り返った。米国を基準にすると、EUのGDPは米国の108.6%、日本は米国の71.3%だった。

 しかし、25年後の2020年には、EUは米国の72.5%となり、日本に至っては米国の半分にも満たない47.1%にとどまった。日本のGDPはそこまで減少していないため、これは相対的に米国のGDPが増加したということだ。EUも米国ほど経済成長していないだけで、全体としてのGDPは8.3兆ドルから15.2兆ドルへと増加している。

 一人当たりのGDPではさらに日本が引き離されていることがわかる。1995年の時点で、日本の一人当たりのGDPは米国の1.5倍もあったのが、25年後の2020年には米国の61.8%へと激減している。EUも米国から引き離されているがそれほど極端ではなく、増減を繰り返しながらも少しずつ増加している。これらの数字から「この25年の間に米国経済がかなり成長した」こと、「EUと日本、特に日本の経済的地位が落ち込んだ」ことがはっきり分かるとした。

 記事は米国、EU、日本の25年間の経済力を「経済成長率」から主に比較しているようだ。米国などの他国が経済成長しているのは確かで、25年間ほとんど増減していない日本の「経済的地位が下がった」ように見えるのは必然だ。しかし逆に言えば、この25年間ほぼ横ばいを続けていても世界第3位というのはかなりの実力ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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