日本車から伝わる「日本人の価値観」、だから日本車は支持される=中国

日本車から伝わる「日本人の価値観」、だから日本車は支持される=中国

日本車は世界で広く愛されているが、中国市場でも支持を集めている。2020年の販売シェアは24%を超えたほどで、今では自動車を購入する中国人の約4人に1人が日本車を選んでいることになる。(イメージ写真提供:123RF)

 日本車は世界で広く愛されているが、中国市場でも支持を集めている。2020年の販売シェアは24%を超えたほどで、今では自動車を購入する中国人の約4人に1人が日本車を選んでいることになる。中国メディアの網易は5日、日本車の品質が高い理由について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、中国国内での日本車のイメージは「質が良くて耐久性に優れているが、ボディの鋼板が薄い」というのが一般的だと紹介した。ボディの鋼板が薄いというのは中国で流れたデマでネガティブに捉えられてきたが、記事では無駄をなくすための1つの「理念」だと説明している。

 では、なぜ日本車は品質が良くて耐久性が高いのだろうか。記事は、日本車はその設計・製造において「保守的」なためだと分析した。中国ではターボエンジンが人気だが、日本車は自然吸気エンジンが多い。日本も1980年代からターボエンジンを作っていて技術があるが、どうしても安定性に欠け故障が多いと指摘した。このため保守的な日本メーカーは、故障が少なく長持ちする自然吸気エンジンを使用するのであり、「日本は成熟した技術を好んで使用している」と説明している。

 また、日本の「保守性」はエンジン以外にも見られると記事は指摘した。例えば、電子部品でも安定性を重視しており、最新の技術だからといって安易に採用することはないとしている。この点、日系メーカー以外のすぐに最新技術を採用するメーカーは故障が多いことで知られていると指摘し、日本車からは「自動車は道具で、安定第一」という日本人の価値観が伝わってくると分析した。

 中国では日本車とドイツ車の両方が人気だが、「安心・安全を求めるなら日本車」という認識が広まってきているようだ。中国市場で日本車は今後もシェアを高めていくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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