日本の中小企業は凄すぎる! 中国人が「学びたい」と願う理由

日本の中小企業は凄すぎる! 中国人が「学びたい」と願う理由

日本の製造業を支える「基盤」ともいえるのが中小企業の高い技術力だ。規模はそれほど大きくなくても、世界トップレベルの技術を持った中小企業が日本には数多く存在する。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の製造業を支える「基盤」ともいえるのが中小企業の高い技術力だ。規模はそれほど大きくなくても、世界トップレベルの技術を持った中小企業が日本には数多く存在する。中国メディアの騰訊はこのほど、日本の中小企業から学ぶべきだと主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本には従業員数が100人にも満たない規模の企業が、実は世界の「隠れたチャンピオン」で、世界有数の技術を持った企業であることが少なくないと紹介した。これには、極めて高いレベルの超精密加工技術を持った企業や、絶対に緩まないナットを作る企業、へら絞りという金属成形においてトップクラスの技術を持つ企業などがあると伝えた。

 では、日本の中小企業から中国はどのような点を学べるのだろうか。記事は7つの点を挙げた。その1つが「変化に適応すること」だ。活力にあふれて発展し続けるためには、変化に適応する必要があるとしている。2つ目は「広く情報を収集すること」で、情報収集能力に長けた人材の確保は重要だとした。また、世界的な観点から過去と将来を見る必要があり、そのためには客観性が大切だとしている。

 3つ目は「完成予想図をしっかりと描くこと」だ。売り上げや利潤よりも、明確な経営目標と社会への貢献という理念を持つことが重要だという。4つ目は「危機をチャンスに変えること」で、不測の事態をチャンスと見なすことで従業員に新たな青写真を提供できると説明した。

 残りは、「リーダーシップを発揮すること」、「変化は徐々に行うこと」、「変化すべきこととすべきでないことを明確にすること」だ。経営戦略は時に変化が必要だが、経営理念は変化すべきではないとしている。

 中国は一部の大企業が大成功し事業規模をどんどん拡大して実力をつけているのに対し、中小企業がどんどん淘汰されており、中小企業をめぐる環境は日本とは大きく異なっていると言えるだろう。製造強国を目指す中国としては、日本から得られる啓発は少なくないに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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