「低燃費」が日本車の強みになったのは「ある意味で当たり前」だった=中国

「低燃費」が日本車の強みになったのは「ある意味で当たり前」だった=中国

ここ数年、日系車は中国自動車市場で販売台数を伸ばしており、2020年にはシェアの2割以上を占めている。中国での日系車のイメージと言えば、「高い耐久性」に加えて「低燃費、燃費の良さ」というものであり、これらが人気の理由と言えるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

 ここ数年、日系車は中国自動車市場で販売台数を伸ばしており、2020年にはシェアの2割以上を占めている。中国での日系車のイメージと言えば、「高い耐久性」に加えて「低燃費、燃費の良さ」というものであり、これらが人気の理由と言えるだろう。中国の自動車情報サイト汽車之家はこのほど、日系車の燃費が良い理由について分析する記事を掲載した。
 
 記事はまず、日系車はメーカーの別を問わず、「どの車も燃費が良いのが特徴」だと指摘し、「日本メーカーは燃費の良さを自動車生産の重点としている」としたうえで、日系車の燃費が良いのには2つの「背景」があると分析した。

 その1つが日本は「資源が少ない」ことだという。日本はエネルギー資源が少ないことは周知の事実であり、特に原油は完全に輸入に依存しているため、ガソリンを「最後の一滴まで使う」よう努力するのは当然のことだったと説明。日本は過去にオイルショックも体験しており、こうした背景が日本企業に「燃費の良い車」を作らせる動機になったのではないかと論じた。

 もう1つの背景は「国土が小さい」ことだという。国土が小さいため道路は狭くて駐車スペースも限られてくるので、大きくて高排気量の車が求められる状況になかったと分析した。それゆえ日本では日本独自の規格である「軽自動車」まで生まれたとし、こうした背景を理由に、日本は燃費の良さを重視して自動車の研究開発をするようになったと強調、「燃費の良さ」が日本車の強みになったのは、ある意味で当たり前の背景や環境があったことを伝えている。

 中国では自動車購入の際に考慮する重要な要素の1つに「メンツ」がある。このため、高級車が好まれ、車体そのものが大きい車が人気になる傾向が強かったが、最近ではより現実的に「燃費」を考慮する理性的なユーザーも増えてきている。燃費の良さは日系車の強みであり、日系車人気はしばらく続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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