果物を高級品にまで高めることができるのは、日本だけだ!=中国メディア

果物を高級品にまで高めることができるのは、日本だけだ!=中国メディア

中国のポータルサイトに「果物をぜいたく品にまで高めることができるのは、日本だけだ」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に14日、「果物をぜいたく品にまで高めることができるのは、日本だけだ」とする記事が掲載された。

 記事は、今や世界でトップクラスと言われる日本の果物栽培レベルについて、20世紀初めの時点では決して高いレベルではなく、多くの栽培品種を輸入に頼っていたと紹介。しかし、日本人はそこから一日一日の努力を積み重ね、外来品種を日本での栽培に適するように改良していき、最終的には日本の特色を持つ果物に変えていったのだと伝えた。

 その例として、「かつて中国より日本に伝わった温州みかん」を挙げ、日本人が数十年におよぶ品種改良に力を注いだ結果、元は「種あり」だったものが「種なし」となり、皮も薄く、糖度も高まったと説明。かくして温州みかんは日本の果物輸出の主力を担う品種となり、日本の農業、農家に多くの利益をもたらすに至ったのだとしている。

 なお、温州みかんは中国ではなく鹿児島県が原産というのが現在の日本では定説になっている。この説に従えば「外来品種を改良した」という例には当たらないが、いずれにしても長年の改良によって食味が向上し、日本を代表する果物品種の一つとなったことには違いない。農林水産省の2017年のデータでは、温州みかんはカナダ、香港、台湾などに2500トン前後、5億円程度輸出されているという。

 記事はまた、日本はイチゴの栽培技術でも産・学・研の深い結合により世界をリードしており、中国で栽培されているイチゴ品種の90%は日本から輸入されたものだと紹介。1粒5万円の「美人姫」といった超高級イチゴが作れるのは、長年にわたり精魂込めて栽培し、完璧に近い糖度まで高める努力を重ねてきたからこそなのだと論じた。

 さらに、日本では1990年代より第一次産業の農業、第二次産業の工業、第三次産業の流通・サービス業を組み合わせた「第六次産業」の農業を発展させる取り組みが進められており、日本の農家はもはや伝統的な意味合いの「農民」ではなく、作物の加工、販売によってさらに多くの価値を生み出し、収入を得るようになっているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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