周辺国からやゆされる、中国サッカー代表の「帰化選手5人招集」

周辺国からやゆされる、中国サッカー代表の「帰化選手5人招集」

中国のポータルサイトに、2022年サッカーワールドカップ・カタール大会への出場権を懸ける中国が5人の帰化選手を招集したことについて「全アジアが注目している」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・新浪に15日、2022年サッカーワールドカップ・カタール大会への出場権を懸ける中国が5人の帰化選手を招集したことについて「全アジアが注目している」とする記事が掲載された。
 
 記事は、5月30日から6月15日にかけて4試合を戦うW杯2次予選に参加する中国代表メンバー26人が10日に発表され、スペインのクラブに在籍する武磊選手が招集された他に、中国サッカー史上初めて5人の帰化選手が選ばれたと紹介。「中国代表の招集リストに全アジアが注目下が、ベトナムや韓国、日本からはあまり良い評判は聞かれなかった」と伝えた。
 
 そして、ベトナム紙タインニエンが「中国代表は近年傑出した若手選手に欠けて、野心だけは盛んだがそのパフォーマンスは思わしくない。そこで、W杯に行くために、大量の帰化選手を使い始めた」と報じたことに言及。ベトナムメディアには「中国は若手が不足している」と指摘するだけの理由があるとし、19年に中国U−23代表がベトナムU−23代表と親善試合を行った際に0−2で全くいいところがなく完敗したことを紹介している。
 
 また、韓国のサポーターは武磊選手の動向に注目し、「そこまで突破が難しくない2次予選のためにわざわざ現地のリーグ戦を放棄して合流するというのは異例だ」との声が出ていると紹介。中国代表に余裕がないことの表れとの見方が示されていることを伝えた。
 
 さらに、日本のネットユーザーからは「客観的に見て、帰化選手を5人揃えたとしても中国はカタールW杯には行けない。サッカーはチームスポーツだから、中国サッカーの本質が変わらない限りは難しい」との厳しい意見が出たとしている。
 
 記事はその上で、中国代表は現在国内、国外に対して巨大なプレッシャーを抱えていると指摘。まず、多くの代表選手が招集されるために中国スーパーリーグの第5節・広州恒大―北京国安の試合が延期されるという「他の国ではまず考えられない、代表戦のために国内リーグ戦を止める状況」になっていること、そして帰化選手を5人集めて臨んだ2次予選で敗退となれば、中国代表の方針に対する批判が一層強くなる恐れがあることを挙げた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)

×