学生服からスーツまで、日本人が「制服」を着る理由を考えてみた=中国

学生服からスーツまで、日本人が「制服」を着る理由を考えてみた=中国

中国人からすると、日本人は「制服好き」と映るようだ。学生は制服を着て登校し、百貨店などにも制服がある。多くの会社員はスーツを着て仕事をするが、中国人からすると日本人はみな同じようなスーツを着ているので「制服」のようなものだと感じるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国人からすると、日本人は「制服好き」と映るようだ。学生は制服を着て登校し、百貨店などにも制服がある。多くの会社員はスーツを着て仕事をするが、中国人からすると日本人はみな同じようなスーツを着ているので「制服」のようなものだと感じるようだ。中国メディアの網易はこのほど、「なぜ日本人はこれほど制服が好きなのか」と問いかけ、この理由について考察する記事を掲載した。

 中国ではホワイトカラーでも私服での勤務という会社が多く、制服を着用しているのは警察など一部の職業だけというイメージがある。記事の中国人筆者は、日本人が制服を好むのは「集団意識や帰属感」と関係があるのではないかと推測し、制服を着ることでその集団の一員であることを意識し、これが帰属感につながると説明した。また、この集団意識や帰属感が制服を着る人に一定の行動規範を与えると分析している。

 このほか、制服には「非言語コミュニケーション」の役割もあると主張した。もともと日本語は表現があいまいで多様な表現方法があり、これに日本の礼儀や行動規範が相まって、日本人はしぐさや表情で意味を伝える「非言語コミュニケーション」を重視するようになったと主張。この点で、制服は言葉ではなく、その服装で相手に自らの立場を伝えることができると論じた。

 また、制服には相手に安心感や信頼感を伝えるという利点がある一方で、「人の欲望を抑圧する」という欠点もあると主張した。制服を着ている時はその行動規範に従って行動しなければならず、このため個人の欲求が抑え込まれてしまうと説明している。

 中国でも学生はジャージが多いとはいえ制服を着用し、軍隊にもそろいの制服があるなど、制服文化が全くないわけではないが、日本と比べると制服を着る機会のある人は圧倒的に少ないと言えるだろう。そんな中国からすると日本の制服文化は奇妙に感じるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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