中国人が知らない京都の「別の顔」、世界経済に影響を及ぼす強大な都=中国

中国人が知らない京都の「別の顔」、世界経済に影響を及ぼす強大な都=中国

千年の古都とも呼ばれる京都は、観光都市として中国でも有名だが、電子部品の都であることはあまり知られていない。中国メディアの百家号はこのほど、「日本の千年の古都はいかにして電子部品の都となったのか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 千年の古都とも呼ばれる京都は、観光都市として中国でも有名だが、電子部品の都であることはあまり知られていない。中国メディアの百家号はこのほど、「日本の千年の古都はいかにして電子部品の都となったのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本を代表する大企業の多くは東京に本社があり、一部は大阪にあるが、京都の企業は「東京の企業を上回る利益」を出していると言えるほどで、世界に影響を与える企業が京都に集まっているとよく言われると紹介した。

 例えば、村田製作所、京セラ、日本電産、ローム、オムロンは、電子部品の分野で世界市場において大きなシェアを占めているが、いずれも京都に本社を置く企業だと指摘している。これらの企業が作る部品がないと、世界中の企業が大きな影響を受けるという。

 なぜ、千年の古都・京都は現代において電子部品の都となったのだろうか。記事は、電子部品産業は材料の研究と密接な関係があり、京都は昔から清水焼など陶磁器で有名だったことが関係していると分析した。セラミックは電子部品の重要な材料であり、村田製作所や京セラはセラミック技術を核心としているので、京都が電子部品の都となったことは偶然ではないと説明した。

 また、京都は商業の歴史も古く、日本を代表する豪商も京都から多く誕生しているように、京都には創業精神がある土地柄であるとし、こうした地盤を背景にオムロン、京セラ、日本電産は戦後に創業して世界に影響を与える企業に成長したと伝えた。このほか、京都には多くの大学があり、京都大学からは多くのノーベル賞受賞者が出るほど人材が豊富な事も、電子部品の都となった理由の1つだと論じた。

 電子部品メーカーではないが、世界のゲーム産業に大きな影響力を持つ任天堂も京都で誕生し、京都に本社を置く企業だ。千年の古都であると同時に世界経済に影響力を及ぼす都としての一面もある京都は、中国人にとって非常に魅力的な都市だと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)

×