大連に今なお残る、靖国神社級の広大な「神宮」遺跡=中国メディア

大連に今なお残る、靖国神社級の広大な「神宮」遺跡=中国メディア

中国のポータルサイトに、中国東北部にかつて日本が建てた靖国神社と同クラスの「神宮」の遺跡があるとする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に21日、中国東北部にかつて日本が建てた靖国神社と同クラスの「神宮」の遺跡があるとする記事が掲載された。

 記事は、日本が中国への侵略を進めていた期間、占領地に多くの神社を建立したと紹介。一方で、歴代の天皇を祀った神宮が建てられるケースは少なかったとし、その代表的な存在が遼寧省大連市の旅順に建立された関東神宮だったと伝えた。そして、この神宮には天照大神と明治天皇が祀られ、靖国神社と同クラスの「官幣大社」に位置づけられていたとしている。

 また、1938年に始まった建設工事は非常に大規模で、面積は2600平方メートルあまりに及び、台湾から貴重なクスノキを運搬した上で建造されたと説明。40年に正殿、祝詞殿、内拝殿、外拝殿、各殿をつなぐ回廊などを備えた建築群が完成し、10月には天皇が派遣した特使が参加しての儀式が執り行われたと紹介し「日本がこの神宮をどれだけ重要視していたかがうかがえる」と伝えた。
 
 一方で、日本が満を持して建立した関東神宮は非常に短命に終わったとし、45年の敗戦によって廃社となり、49年の中華人民共和国建国後に大部分の建築が取り壊されたと紹介。その中で西殿の一部廊下などが完全な状態で残され、現存面積は800平方メートルほどであるとした。また、現在旅順の勝利塔にある長椅子は、関東神宮の鳥居を解体して再利用したものだと言われていると紹介した。
 
 記事は最後に、関東神宮は特殊な歴史的背景を持った古い建築物であり、歴史の教訓として大きな意味を持つとともに、極めて高い観光資源としての価値を持ち、その存在がさらに広く知れ渡ることによって現地の経済に大きな利益をもたらすことになるだろうと結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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