なぜだ? 中国と違って「日本の親が児童誘拐を心配しない」理由

なぜだ? 中国と違って「日本の親が児童誘拐を心配しない」理由

中国では、保護者が小学生の送迎をするのが常識となっている。これは、交通面での安全確保のほかに、児童誘拐が多いためでもある。しかし、日本では学校付近で何か事件が起きない限り、保護者が送迎することはあまりない。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では、保護者が小学生の送迎をするのが常識となっている。これは、交通面での安全確保のほかに、児童誘拐が多いためでもある。しかし、日本では学校付近で何か事件が起きない限り、保護者が送迎することはあまりない。なぜこのような違いがあるのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、日本の親が「児童誘拐」を心配しない理由について分析する記事を掲載した。

 中国における児童誘拐の多くが人身売買目的だと言われる。記事は、日本では誘拐罪で死刑になることはないが、人身売買の買い受け側も罰せられると指摘した。これが中国との大きな違いで、中国では売り渡し側は厳しく罰せられるが、買い受け側は罰則がないので児童誘拐が後を絶たないとしている。

 このほか、中国では子どもを誘拐して肉体労働をさせるケースもあると指摘した。この点で日本は労働集約型の産業が少なく、あっても子どもを働かせることはないので、労働力目的の人身売買はないと伝えた。

 さらに、日本は「法律が厳しい」ことも関係していると分析している。中国でも児童誘拐や人身売買はもちろん違法だが、さらわれて物乞いをさせられている子どもが少なくないと言われ、実際に子どもの物乞いを街中でよく見かける。しかし、日本ではこのような状況はあり得ないことで、もし子どもが物乞いをしていようものなら、すぐにでも警察やって来て調査を始めると中国との違いを強調した。

 記事の分析が妥当かどうかは別として、誘拐や児童売買の心配がほとんどない日本は、治安が良く安心して生活できる環境が整っていると言えるだろう。この点で中国は、監視カメラの数は増えているのに安心の生活はまだ遠いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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