日本が好きじゃなくても「日本で働かざるを得ない」と語る理由=中国

日本が好きじゃなくても「日本で働かざるを得ない」と語る理由=中国

2020年末の時点で、日本で生活する中国人は約77万8000人に達し、在留外国人のなかで最多となった。日本が好きで生活している中国人もいるだろうが、必ずしも全ての人がそういうわけではないようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 2020年末の時点で、日本で生活する中国人は約77万8000人に達し、在留外国人のなかで最多となった。日本が好きで生活している中国人もいるだろうが、必ずしも全ての人がそういうわけではないようだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、中国人男性が日本が好きではないのに日本で生活している理由について語る動画を配信した。

 動画配信者は、友人から「日本が嫌いなら中国に帰って働けば良いじゃないか。中国の発展もなかなかだぞ」とよく言われるそうだ。しかし、それでも日本に残って働き続けるには配信者なりの理由があるという。それは学歴もなく、コネもなく、口が立つわけでもなく、特別に頭脳明晰なわけでもないので、中国で働いても良い暮らしは期待できないからだと述べている。

 配信者の知り合いでコネを持つ人は、中国で政府関係の仕事に就いて地元のために働いている人もいるそうだ。「前は未舗装だったうちの前の道路にきれいなアスファルト道路を作ったが、下水管を入れ忘れたのでまた壊して下水管を通して再び舗装した。こうすることで、国民の生活を改善しGDPの押し上げにも貢献している」と紹介したが、これは明らかに皮肉だ。

 ほかにも口が立つ人は保険や不動産の仕事などをしてうまくやっており、商才のある人もうまくぼろもうけする商売をしているが、配信者にはそのいずれもないので、好きではない日本に来て働かないと、人並みの暮らしすらできず、「やむを得ないことだ」と語った。

 この率直な告白に、中国のネットユーザーからは「非常に現実的だ」、「言っていることはすごくよく分かる」、「やっぱり生きていくのって大変だよな」、「稼ぐ場所が自分の好きな所とは限らないものだ」など、同感する内容のコメントがずらりと並んだ。中国は豊かになる人がいる一方で、置いていかれている人も少なくないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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