昔は日本と同じだった・・・中国人が「懐かしく思った光景」とは

 中国は急速な経済発展に伴い、人びとの生活も大きく変化した。変化のなかには良い変化もあれば、悪い変化もあるようで、「悪い変化」には小学生の登下校の方法も含まれるという。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、日本の小学生の登下校の様子について紹介する動画を配信し、「中国も昔は日本と同じように、子どもだけで登下校が可能だった」と振り返った。

 配信者は日本在住の中国人で、日本に来る前は日本の子どもたちも中国と同じように「保護者が送迎をするものだと思っていた」という。ところが、日本では保護者が子どもの送迎をしないことに気が付き、非常に驚いたようで、「日本は数十年前の中国のようだ」と感想を述べている。

 動画では、集団登校する小学生の様子が映っている。先頭と最後尾に上級生、中間に下級生という隊列で登校しており、下級生の安全を優先して登下校している様子が分かる。また、信号のある交差点には交通安全のボランティアがいて、横断歩道を渡る際には旗を出して安全を守っている様子を紹介している。

 児童誘拐が頻発している中国では、小学生の送迎を保護者が行うのが常識となっており、登下校の時間帯には、学校前は保護者でいっぱいになり渋滞が発生する。共働きで親が送迎できない場合は祖父母に頼むケースが多く、中国の都市部では子どもだけで登下校することはほとんどないと言える。

 また、中国でも信号のある交差点でボランティアが旗をもって交通指導をしているところがあるが、信号無視をしないよう注意するのが主な役割というのが日本とは大きく異なるところだ。子どもたちが自分の足で登下校できる日本はそれだけ安全であり、また安全を確保するための仕組みが整っていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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