山縣亮太が9秒95、リレーで中国が日本に勝つのは一層難しく=中国メディア

 中国のスポーツメディア・体壇週報は6日、陸上男子100メートル走で日本の山縣亮太選手が9秒95の日本新記録を出したことについて、東京五輪の男子400メートルリレーで中国が日本に勝つのがさらに難しくなったと報じた。
 
 記事は、鳥取県で6日に行われた陸上競技大会の男子100メートル走に出場した山縣選手が、予選で10秒01の好タイムを叩き出すと、続く決勝では9秒95の日本新記録をマークして優勝したと紹介。この記録は、4月中国の蘇炳添(スー・ビンティエン)選手が出した9秒98を上回る今季アジア最高記録で、今季の世界8位に入るとし、蘇選手らが持っているアジア記録の9秒91に迫るタイムであることを伝えた。

 その上で、蘇選手はこれまでに6度も9秒台を出しているのに対し、山縣選手は今回が初めてであることから2人にはなおもある程度の実力差があるとの見方を示す一方で、東京五輪開幕まで50日を切る中で好記録が出たということで「少なくとも、男子100メートル決勝を目指す蘇の行く手を遮る『虎』が増えたことには違いない」と評している。

 また、日本には10秒台を切る記録を持つ選手が桐生祥秀選手、サニブラウン・ハキーム選手、小池佑貴選手、そして、山縣選手と4人おり、さらに多田修平選手も10秒01の自己ベストを持っていると指摘。加えて日本のリレーチームはバトンワークに定評があること、そして日本で開かれる五輪であることから、蘇選手と謝震業選手の「2強」が引っ張る中国のリレーチームは東京五輪の男子400メートルリレーで日本を追い抜く難度が一層高くなったと伝えた。
 
 記事は「山縣亮太は決して蘇炳添のライバルではなく、蘇は東京五輪の100メートル決勝に進む自信を持っている。ただ、日中両国間の短距離走の争いはリレーで繰り広げられており、この点において今回山縣亮太が9秒95を出したことを重要視する必要がある」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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