中国の大学入試会場にまで浸透ぶりがうかがえる、日本の文化

中国の大学入試会場にまで浸透ぶりがうかがえる、日本の文化

中国のポータルサイトに、中国の大学入試会場に日本語の「みなさん、がんばって」を漢字化した横断幕が掲げられ注目を集めたとする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・新浪に7日、中国の大学入試会場に日本語の「みなさん、がんばって」を漢字化した横断幕が掲げられ注目を集めたとする記事が掲載された。

 記事は、ここ数日中国国内では毎年のこの時期の風物詩であり一大イベントでもある大学入試の「高考」が行われていると紹介。高校3年生にとってこの日は何よりも重要であり、保護者もわが子の応援に力が入り、試験会場の前に多くの保護者が集まって受験の成功を祈る様子がよく見られると伝えた。そして、「高考」を巡って毎年おもしろい出来事が発生しており、今年もやはり珍現象が起こったとして、試験会場となった湖南省長沙市の学校前で見られた光景を紹介している。
 
 紹介によれば、学校の前に保護者を始めとする受験生の関係者が集まる中で「米娜桑、干巴?」と書かれた横断幕が掲示されていたという。このメッセージ、漢字に意味はなく、中国語読みすると「ミナサン、ガンバッテ」に近い音になる。すなわち「みなさん、がんばって」という日本語の音を漢字化したもので、日頃から日本の漫画やアニメなどに親しんでいる受験生であればすぐに分かるが、そうでない人には全く意味がわからないという横断幕なのである。

 また、この横断幕のそばには中国のスマートフォン向けゲームアプリであるアークナイツのコスプレをした人物も立っていたとのこと。受験生の家族か親戚なのかはわからないが、人生を占う大勝負に挑むアニメ・ゲームファンの生徒を応援しにやってきたようだ。

 記事は、日本語のメッセージやコスプレイヤーが「高考」会場前に出現したことについて中国のネットユーザーからは「どう応援しようがみんなの自由」、「同じ趣味を持つ受験生にとってはものすごく励みになるのではないか」といったポジティブな見方が出る一方で、「目立ちたいだけ」といった批判的な声も見られたと伝えている。

(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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