中国で日系車に対する評価が「どんどん高まっている」ワケ=中国

 2020年の中国の乗用車市場は、ドイツ車が24%、日系車が23.6%のシェアを占め、人気を二分している。特に日系車は、ここ数年販売が好調でシェアを伸ばしており、2020年は前年比で4.1%増となった。中国メディアの網易はこのほど、ドイツ車と日系車の違いを分析する記事を掲載した。「乗ってみれば違いはすぐに分かる」という。

 記事は、多くの中国人のドイツ車に対する評価は「実用的で頑丈」というものだと紹介した。確かに何年乗っても「大きな問題は発生しない」そうだ。しかし、小さな問題は頻発するようで、オイル漏れやオイル上がりなどが多いと指摘した。

 一方、日系車に対しては、多くの中国人が今でも「ボディが薄い」とのイメージを持っているが、実際のところ衝突試験では5つ星の評価の車種もあり、「日系車の強度は明らかに高い」と伝えた。車内の安全がよく考慮されていると称賛している。また、日系車は全体的に値落ちしにくく、故障が少ないという利点もあるという。

 さらに記事によると、「最近のドイツ車の装備はシンプル化がはなはだしい」そうだ。価格は安くなっているが、横滑り防止装置すらついていないケースがあるほか、車重も以前より軽くなってしまっていると苦言を述べている。この点で、一部の日系メーカーは系列の車種すべてに横滑り防止装置を標準装備しているので「安全性重視の姿勢がよく分かる」と伝えた。

 最後に、ドイツ車と日系車の差は確かに大きいと記事は結論した。日系車がますます安全になり、中国人のニーズを理解してそれに応えているのに対し、ドイツ車はシンプル化が行き過ぎの感があり、このためドイツ車は販売台数を鈍化させているのだろうとしている。中国での日系車人気は当分続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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