日本人はどうやって恐ろしい津波を防ごうとしているのか=中国メディア

 中国のポータルサイト・百度に14日、「日本人はどうやって津波を防ごうとしているのか」とする記事が掲載された。

 記事は津波について非常に恐ろしい自然災害であり、発生時点の速度は時速700〜800キロメートルにも達して数時間のうちに大洋を横断して各地に到達すると紹介。陸地に近づくに連れ速度は低下する一方で波の高さが格段に高くなり、数分あるいは数十分の単位で繰り返し沿岸に襲来して堤防を破壊し、陸地を侵食していくと伝えた。
 
 そして、世界各地では大きな津波がおよそ6〜7年に1度のペースで発生しており、中でも日本は過去から現在に至るまで大きな被害を出してきたと説明。そんな日本で津波対策として設けられている高性能な防波堤について紹介している。
 
 まずは、大阪市にあり津波や高潮を防ぐために設置されている尻無川のアーチ型水門を取り上げた。通常時は橋に架かるアーチのような形状をしており、津波や高潮が発生する恐れが出た際には重さ530トン、高さ11.9メートル、幅66.7メートルという巨大な鋼鉄製のアーチが倒れてきて水路を完全に塞ぎ、波の進入を防ぐと伝えた。

 また、この水門は2018年9月に大阪に大きな被害をもたらした台風21号が襲来した際にも降ろされ、さらなる高潮被害を防いだ実績を持つとした。
 
 同市には尻無川水門のほかにも、木津川水門、安治川水門という大きな水門があり、これらをまとめて三大水門と呼ばれている。これらの水門は半世紀前に専ら高潮を防ぐ目的で設置されたものであり、水門の更新期を迎えるにあたって津波を防ぐ機能も持つ新しい水門に改築する計画だという。
 
 記事はさらに、東海地震やで高い津波の襲来が想定されている静岡県沼津市には日本最大級の津波水門があり、巨大地震発生時にはおよそ5分で高さ9メートルの水門が閉まり、津波の侵入を防ぐと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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