中国から見た日本の武器輸出「高額すぎるから売れないのだ」=中国

中国から見た日本の武器輸出「高額すぎるから売れないのだ」=中国

中国の2021年の国防費は前年比6.8%増の1.35兆元(約23兆円)となった。一方、日本の2021年度の防衛費予算は5兆3422億円であり、中国の4分の1にも満たないが、それでも世界的に見ると多い方だ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の2021年の国防費は前年比6.8%増の1.35兆元(約23兆円)となった。一方、日本の2021年度の防衛費予算は5兆3422億円であり、中国の4分の1にも満たないが、それでも世界的に見ると多い方だ。これは、自衛隊が調達する武器の単価が高いことも関係しているかもしれない。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、日本の武器は高額だと主張し、その理由について分析する動画を配信した。

 動画では、日本の武器が高いことを示す例として、陸上自衛隊が採用している自動小銃を挙げた。戦後初の国産となる自動小銃は64式小銃で、その後89式小銃となり、現在では3代目となる20式小銃を採用していると紹介している。そして、いずれの代の小銃も製造単価が他国と比べて非常に高いと指摘した。

 この理由について動画では、「武器輸出三原則のため武器を輸出できないからだ」と分析した。自衛隊が使うだけなのでどうしても生産数には限りがあり、安くできないと指摘した。今では「防衛装備移転三原則」へと変わったが、輸出にあまり成功していないのが現状だ。しかも、自衛隊の兵器は世代交代が遅いので、新兵器の研究開発に多くの時間をかけることも、コスト増をもたらしていると動画では説明している。

 これに対し、中国のネットユーザーからも「販売数が少なければ単価が高いのは当然だ。世界のスーパーカーだってそうだ」、「量産できなければ高くなるというのは常識」などのコメントが寄せられ、多くのネットユーザーが説明するまでもないことだと感じたようだ。
 
 中国は近年、武器輸出にも力を入れており、アジアでは武器輸出額が最も多い国となっている。特に爆撃用ドローンは非常に安価で、低価格を売りにして輸出を拡大しているようだ。そんな中国からすると、日本の武器は「常軌を逸しているほど」高いと感じるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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